『トップガン マーヴェリック』を徹底予習 ─ 復活の理由、ストーリーの見どころ、「合成なし」の撮影まで

ブラッドリー役のテラーのほか、訓練生役として『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 』(2014)のグレン・パウエル、「シカゴ・ジャスティス」(2017)のモニカ・バルバロ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のダニー・ラミレス、『エスケープ・ルーム』(2019)のジェイ・エリス、『ホテル・エルロワイヤル』(2018)のルイス・プルマン、『野性の呼び声』(2020)のグレッグ・ターザン・デイビスが出演。ベテランのトムと気鋭の若手俳優たちによる掛け合いにも注目が集まる。
トム・クルーズ直伝の飛行訓練

劇中の展開はさておき、スクリーンの外、とりわけ撮影開始前には、大先輩のトムが若手俳優たちをビシバシ鍛えたのだそう。なんとトム、若手俳優たちを引き連れて、3ヶ月以上に渡る厳しい訓練をこなしていたというのだ。さらにトム、飛行訓練に関してはカリキュラムを自ら設計していたというから驚きである。ちなみに、プロデューサーのブラッカイマーの証言によれば、50代のトムは、20〜30代の若手俳優たちに負けず劣らず、「22歳みたいに訓練をこなしていた」という。さすがは稀代のアクションスター、トム・クルーズだ。
アクション映画としても秀逸な『トップガン』だからこそ、続編に対するトムの並々ならぬ熱意が感じられるが、それだけの思いを観客は劇場で“体感”することができそうだ。本作では、撮影にあたり合成が一切用いられておらず、全て実写での撮影が行われている。マイルズ・テラーは撮影を振り返り、「全ショット、全スタントが汗と努力の賜物なんですよ。(本編に)その全てが収められているんです」と生のアクションを予告していた。
アクションとドラマ、第1作の魅力をそのままに、マーヴェリックの新たなストーリーがいよいよ幕を開ける。上述の通り、『トップガン マーヴェリック』は2019年の公開から幾度に渡って公開が延期されてきたが、現時点では2022年5月27日に米公開予定。日本の公式サイトでは「近日公開」とされている。
▼『トップガン マーヴェリック』 の記事
『トップガン マーヴェリック』ジェリー・ブラッカイマーがアカデミー賞初ノミネート、「やっと来た」と喜びコメント 意外にも初めて 「トム・クルーズはアカデミー賞に相応しい」とジェニファー・コネリー ─ 『トップガン マーヴェリック』主演男優賞ノミネートは逃す 作品賞ノミネートは実現 2023年(第95回)アカデミー賞ノミネート一覧 ─ 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』最多11ノミネートに 今年はどれが受賞するかな? 『トップガン マーヴェリック』マーヴェリックとペニーの恋模様、撮影中にガッツリ変更されていた なるほどね 『トップガン マーヴェリック』続編期待の声、ジェリー・ブラッカイマーの回答がトム・クルーズへのリスペクトに溢れている いいコンビだなぁ