『トップガン マーヴェリック』大将アイスマン、 再会は「特別な瞬間」と監督 ─ ヴァル・キルマーも復帰を祝福

世界待望の最新作『トップガン マーヴェリック』の最新予告編で姿を見せたアイスマンの復活を、演じたヴァル・キルマーが祝福している。
2022年5月の日本公開まで2ヶ月を切ったタイミングで、既出の映像とはテイストが違う最新の予告編が公開された。そこでは、かつて訓練生として血と汗と涙を流したパイロットのマーヴェリックが、教官として戻ってくるよう伝えられるシーンが映し出されている。そして、マーヴェリックの復帰を命令した人物こそ、海軍の大将となったかつてのライバル、アイスマンであったことが判明する。
予告編の公開にあわせて主演・製作のトム・クルーズはTwitterを更新していたが、アイスマン役で約36年ぶりに『トップガン』に帰ってくるヴァル・キルマーも祝福。トムの投稿を引用ツイートし、こう綴っている。「さあ、いくぞ。スリー、トゥー、ワン……『トップガン マーヴェリック』の公式予告編です。アイスマンからのお達しです」。
Here we go in 3…..2….1#TopGunMaverick Official Trailer #iceman signing off https://t.co/u1tYed3r6n
— Val Kilmer (@valkilmer) March 29, 2022
本作が製作されるにあたっては、アイスマンの復帰が大きな要となったことが明かされている。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーによれば、トムは作品の構想段階で「ヴァルがいないとダメだ」とキルマーの復帰を熱望していたという。亡きトニー・スコット監督の意思を継いでメガホンを取ったジョセフ・コシンスキー監督も、直近で行われた英Total Filmとの取材で「ヴァルにもう一度アイスマンを演じてもらうことは、とてつもなく大きなことだった」と明かしている。
予告編では、額縁からの登場となった“大将”アイスマンだが、マーヴェリックとはいかにして再び顔を合わせるのか。数十年の空白が気になるが、コシンスキー監督はトムとキルマーの共演についてこう熱く語っている。
「あのレベルの俳優と仕事を共にしたこと、彼(キルマー)とトムの化学反応や友情を目の当たりにしたこと、そして2人が演じたキャラクターを再会させられたことは、ものすごく特別な瞬間でした。私にとって、お気に入りの場面の1つです。」
映画『トップガン マーヴェリック』は2022年5月27日に日本公開。
Source: Total Film