『トップガン3』脚本が進行中、ペイバック役が認める ─ 「トム・クルーズにはこだわりがある」

トム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』(2022)の続編映画、『トップガン3(仮題)』の企画は着実な一歩を踏み出しているようだ。『トップガン マーヴェリック』にてルーベン・“ペイバック”・フィッチ役を演じたジェイ・エリスが「脚本が進行中である」と、企画の近況を明かした。

『トップガン マーヴェリック』が大ヒットとなった上映時当時から続編製作の噂は飛び交っていたが、正式に米パラマウント・ピクチャーズで製作されることが判明したのは2024年1月のこと。キャストや製作陣もこぞって続投の意思を示しているものの、大きく時間がかかりそうだということが全員に共通する見解でもある。
現地時間2025年2月23日にインディペンデント・スピリット賞に登壇したエリスはUs Weeklyに向けて、「物語はこうなります、ペイバックになります」とコメント。「いや、冗談です」と前置きした上で、「正直に言うと、彼らはまだ脚本に取り組んでいるんです。まだ物語に取り組んでいるんですよ。正しいものにすることが望まれています」と伝えた。
「トムはこだわりが強い方ですから、観客がお金を払っただけのものを確実に手に入れて、楽しんでほしいという彼の気持ちから来ているものなんです。そうして2時間の間、観客は劇場から完全に消失して、周りの世界が完全になくなって、完全に楽しませることを望んでいる。そこが焦点です。」

幾度となく語られていたトムのプロ精神の強さは、当然『トップガン マーヴェリック』の製作裏話にも如実に顕れている。加えて出演オファーが絶えず、常にスケジュールは過密状態だ。それゆえに『トップガン3』製作に目立った進捗は見られていなかったが、エリスが「脚本は進行中」と示すように、可能な範囲から企画を進めているのだとしたら希望が持てる。
ハングマン役グレン・パウエルも「必ず、そのうち進行します」と前向きな気持ちを明らかにしていたほか、ルースター役マイルズ・テラーも続編製作に際しては体を鍛えるための時間がほしいと意欲は十分。キャストそれぞれにとっての良いタイミングが揃うのを待ちたい。
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Source:Us Weekly