『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章ほど意見分かれない ─ レイ役デイジー・リドリー、赤いライトセーバーの感想も

ついにスカイウォーカー・サーガが幕を閉じる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』について、レイ役デイジー・リドリーが改めて「満足している」と語った。議論を呼んだ「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章ほどファンの意見は分かれないとも。「D23 Expo 2019」会場にて、米MTV Newsに答えた。
もはや世界の共通言語となった社会現象的ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」だが、デイジー・リドリーも流れに追いつこうと現在視聴中。「もうシーズン4まで観終えたところです」と得意げだが、先は長い。「あと4シーズンある。」
「ゲーム・オブ・スローンズ」といえば、最終章にあたるシーズン8が意外な展開を迎えたことで、ファンの間で非常に大きな議論を呼んだ。熱狂的なファンの中には、撮り直しを求める署名活動もあったほどだ。『スター・ウォーズ』も、『最後のジェダイ』(2017)の展開を良く思わなかったファンが各所で署名活動などの抗議を行っている。熱心なファンに長年支えられるシリーズとして似た境遇にあるわけだけだが、デイジーは『スカイウォーカーの夜明け』で迎える終焉について、「ゲーム・オブ・スローンズ」ほどの議論は呼ばないと宣言した。
『スカイウォーカーの夜明け』からは、ディズニーによる大型イベント「D23 Expo 2019」で上映された特別映像が公開になったばかり。この映像でレイは、シスの暗黒卿のような姿で赤いライトセーバーを手にしていたが、デイジーはこれを演じて「気分が良かった(クールだった)」と答えている。
まだまだ謎も残されているレイが迎える結末について、今のデイジーが言えることは「身体的にも、精神的にも、初めての挑戦でした。すごく純粋に満足しています」とのコメント。デイジーは以前にも「非常に満足できると思います」と予告していて、J.J.エイブラムス監督も「最も重要なのは”満足感”です」と宣言している。「ゲーム・オブ・スローンズ」ほどの議論は呼ばないとのコメントと照らし合わせると、『スカイウォーカーの夜明け』では『最後のジェダイ』ほどの大胆な賭けには出ないということだろうか。ローズ・ティコ役のケリー・マリー・トランは、「過去の作品から小さな要素がたくさん登場し、そしてひとつにまとまるんです。大団円ですよ」と語っている。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)全国ロードショー。