『デッドプール3』がMCU全体を救う?『X-MEN』監督が大きな期待 ─ 「衝撃が訪れ、肉体が取り戻される」

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)や『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督が、2024年7月26日に米公開を迎える『デッドプール3(原題)』に大きな期待を寄せている。
本作は、『デッドプール』シリーズのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)合流作。注目ポイントはそれだけでなく、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールとヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが競演することでも話題となっている。
ヴォーン監督といえば、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でマーベル作品を経験しており、米ポッドキャスト番組では、自らを「正真正銘のX-MENファン」と自称するほど。『デッドプール3』の内容も小耳に挟んでいるようで、「私が知っている幾つかの情報の断片は、信じられないようなものです」と予告している。
その上でヴォーン監督は、『デッドプール3』がMCUにとっての「衝撃」となると明言。「マーベル・ユニバースに衝撃が訪れ、肉体が取り戻されることになるでしょう。ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンがマーベル・ユニバース全体を救うことになると思います」と続けた。
ヴォーン監督がこのように語るのは、MCUで不調が続いているからだろう。2023年以降、マーベル・スタジオは劇場公開作の興行不振に苛まれている。さらに、征服者カーン役のジョナサン・メジャースの降板により、マルチバース・サーガは物語の再考を余儀なくされてもいる。そんな中で公開される『デッドプール3』だが、果たしてヴォーン監督の願い通り、MCUの救世主となれるだろうか。
『デッドプール3』は2024年1月下旬に撮影を終え、ポストプロダクション(撮影後作業)に突入。7月の米公開に向け、着々と製作が進められている。
▼ 『デッドプール3』の記事
Source: BroBible