『ヴェノム』日本興収20億円の大台突破 ─ 『ブラックパンサー』に次ぐ歴代記録も樹立

マーベル・コミック史上最も残虐なダークヒーローを描く、映画『ヴェノム』が日本でも興行収入20億円の大台を突破した。
2018年11月2日(金)に劇場公開を迎えた本作は、公開5週目となる週末で動員142万8,244人、興行収入20億5,483万200円を達成(12月3日時点)。同日時点で、全世界興行収入は累計8億4,400万ドル(約959億円/1ドル=113.6円)を突破。スーパーヒーロー映画のシリーズ1作目(もしくは単体作品)としては、マーベル・スタジオ作品『ブラックパンサー』(2018)に次いで歴代第2位となった。
以前から報じられている通り、『ヴェノム』の世界興収は『デッドプール』(2016)を含めた『X-MEN』シリーズ全作品の記録をそれぞれ上回っているほか、『ワンダーウーマン』(2017)や『スパイダーマン』(2002)という超人気作品をしのぐものとなっている。ソニー製作のマーベル映画として史上第1位の成績を保持する『スパイダーマン3』(2007)の8億9,087万ドル超えも射程範囲内となりつつある今、いよいよヴェノムは「すべてを喰いつくす」勢いだ…!
なお、米ソニー・ピクチャーズは2020年7月10日にマーベル原作の新作映画(タイトル未定)を、2020年10月2日に同じくマーベル原作の続編映画(タイトル映画)を米国公開する予定。『ヴェノム』で始まった「スパイダーマン」映画の新機軸は、すでにさらなる展開を控えているわけだ。
映画『ヴェノム』は2018年11月2日(金)より全国の映画館にて公開中。
『ヴェノム』公式サイト:http://www.venom-movie.jp/