サム・ライミ、帰ってきて!スパイダーマンのスピンオフ映画『ヴェノム』はSFホラー作品、2017年秋より撮影か

先日、劇場公開日が発表された映画『ヴェノム(仮題)』の続報が到着した。スパイダーマンの宿敵であるヴィランを主人公とした本作は、どうやら「SFホラー映画」になるらしい?

スパイダーマンの宿敵『ヴェノム』スピンオフ映画、2018年10月5日公開決定!MCUとは別バースに

今回の情報源は、映画情報サイト「マイ・エンターテイメント・ワールド」だ。同サイトに掲載された情報によると、『ヴェノム』のジャンルは「アクション/ホラー/Sci-Fi」になるという。これが真実なら、以前よりにわかに囁かれていた、ヴェノムのダークな側面を強調した作品になることは間違いなさそうだ。『デッドプール』や『ローガン』のように、“R指定アメコミ映画”の仲間入りを果たす可能性もあるだろう。

また同サイトの情報では、『ヴェノム』の撮影は2017年秋よりスタートするという。劇場公開まで約1年という時期の撮影開始は、決してバタバタするわけでも、時間がなさすぎるわけでもないスケジュールだといえるだろう。しかし本作には、まだ気になるところが残されている……。

『ヴェノム』いくつかの不安

スピンオフ映画『ヴェノム』の大きな特徴は、マーベル・スタジオ主導の「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」とは世界観を共有しないということである。おそらく本作は、ソニー・ピクチャーズの映画製作部門会長であるトム・ロスマン氏が以前より構想を語っていた「スパイダーマン・ユニバース」の第一作になるとみられる。

ところが問題は、トム・ホランドによってリブートされる『スパイダーマン』シリーズが、MCUと世界観を共有していることだ。リブート後のシリーズ第一作となる『スパイダーマン ホームカミング』には、ロバート・ダウニー・Jr.扮するトニー・スターク/アイアンマンが重要なポジションで登場するし、すでにスパイダーマン本人が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場している。MCUに所属したスパイダーマンが、MCUとは無関係の『ヴェノム』に登場することはできるのだろうか? また一部のファンは、仮にスパイダーマンが登場しない場合、どのように『ヴェノム』が成立しうるのかと心配しているようだ。

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また、もう一つ気になるのは『ヴェノム』の製作スピードだ。撮影は2017年秋に始まるとして、いったい誰が監督を務めるのだろうか。脚本を担当するのは、ドラマ『暴走地区-ZOO-』などを手がけたスコット・ローゼンバーグと、『アメイジング・スパイダーマン2』を執筆したジェフ・ピンクナーに決定しているが、未だメガホンを取る人物はわかっていない。現在、急ピッチで撮影に向けての準備が進められている状況だろう。

もし『ヴェノム』が「スパイダーマン・ユニバース」の第一作に、そして本当にSFホラー映画になるのであれば、筆者としては、やはり監督にはサム・ライミに戻ってきてもらいたいところだが、さすがに安直だろうか。『スパイダーマン』3部作を撮り、ヴェノムを実写映画化した実績と、“ホラー映画の巨匠”としての手腕を、本作なら存分に振るうことができるはずだが……。

『ヴェノム(仮題)』は2018年10月5日に米国公開予定

Sources: http://screenrant.com/venom-movie-filming-fall-2017-horror-sci-fi-genre/
http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/spider-man-spin-venom-gets-a-release-date-986880
Eyecatch Image: http://www.slashfilm.com/venom-movie/
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About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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