『ヴェノム』第3作が正式発表 ─ 米ソニー、ユニバースを引き続き拡大

米ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』シリーズの第3作(タイトル未定)の製作が、現在アメリカで開催中のCinema Conで発表された。現地から米Varietyが報じている。
トム・ハーディが主演を務める『ヴェノム』は、米ソニーが手がけるスパイダーマン関連作品群「Sony’s Spider-Man Universe(SSU)」において『スパイダーマン』に次ぐ人気シリーズ。2018年に第1作、2021年に『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が公開された。第2作は、コロナ禍で封切られたにもかかわらず全世界累計興行収入が5億ドルを突破。2021年公開のハリウッド映画では『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に次ぐ第4位にランクインした。
優れた興行成績を見せる『ヴェノム』シリーズは今後もユニバースを拡大していく。2021年12月にはプロデューサーのエイミー・パスカルが第3作の企画が存在していることを明かしていたが、このたび正式に発表された形だ。詳細は明かされていないが、主演のトム・ハーディのカムバックは期待してよいだろう。
また、SSUからは『クレイヴン・ザ・ハンター』や『マダム・ウェブ』といったスパイダーマン関連作品の新ラインナップが発表されており、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)を経たスパイダーマン・ユニバースで作品同士の繋がりにも注目が集まる。
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Source: Variety