マーク・ハミル出演の未公開コメディ映画、10年の時を経て米配給決定 ─ ゲーム世界でヨーダのような指南役に?

『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミル出演の未公開映画『バーチュアリー・ヒーローズ(原題:Virtually Heroes)』が、10年ぶりに北米で配給先が決定したことが明らかとなった。米Varietyが報じている。
本作は、パニック映画『シャークトパス』シリーズなどを手掛け、“B級映画のピカソ”との異名を誇るロジャー・コーマン製作によるアクション・コメディ映画。2013年にサンダンス映画祭に正式出品された本作は、配給先が決まらずにお蔵入りとなっていたが、このたび映画配給会社Screen Mediaが北米での配給権を獲得した。
『バーチュアリー・ヒーローズ』は、人気FPSゲーム『コール オブ デューティー』にインスパイアされたビデオゲームに登場する2人の自意識過剰なキャラクターを主人公に、尽きない敵との戦いや自分たちの存在危機が描かれる内容。ハミル演じるモンクは、『スター・ウォーズ』シリーズでルークの師となったジェダイ・マスターのヨーダを思わせるようなキャラクターで、主人公2人はモンクの力を借りてゲームで勝利を収めようと試みるという。
ハミルの他には、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)のロバート・ベイカー、「BOSCH/ボッシュ」(2014~2021)のブレント・チェイス、『シャークトパス VS プテラクーダ』(2014)のケイティ・サヴォイらが出演。『フランクとシンディ』(2015)『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』(2017)のG・J・エクターンキャンプが監督・プロデュースを務めている。
『バーチュアリー・ヒーローズ』は、2022年12月に北米で劇場とデジタルにて限定公開の予定。Screen Media は、米配信サービスCrackle Plusの兄弟会社にあたるPopcornflixと提携しており、ストリーミング視聴者向けには2023年2月にプレミア公開の予定。日本でもリリースされることを期待しよう。
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Source:Variety