「ワンダヴィジョン」アガサ役キャスリン・ハーンがエリザベス・オルセンを絶賛 ─ オルセンも再共演願う「離れたくない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)でアガサ・ハークネス役を演じたキャスリン・ハーンがイベントで登壇した際、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役で主演した共演者のエリザベス・オルセンを絶賛した。
米Variety主催のイベント「Power of Women」に登壇して表彰者としてオルセンを紹介したハーンが、「ワンダヴィジョン」におけるオルセンとの共演がいかに有意義で楽しかったか、以下のように語っている。
「彼女は私がマーベル・ファミリーに入るきっかけであり、爆風やワイヤースタントについて教えてくれ、それまでは俳優を相手にセリフを言っていた私に、グリーンスクリーン上に記された“X”を人間だと思うよう、寛大に指導してくれました。彼女は、“ウルトロンって誰?”とか“宝石がたくさん付いた手袋は何?”といった、どんな質問にも辛抱強く答えてくれました。」
ハーンが言及した“宝石がたくさん付いた手袋”とは、もちろんサノスのインフィニティ・ガントレットのこと。どうやら、マーベル作品について無知だった模様のハーンに、しっかりとオルセンが知識を授けた様子だ。ユーモアを交えながらオルセンを称えたハーンは、MCUの先輩が見せてくれたプロ意識の高さにも感銘を受けたと述べている。
「彼女は何ヶ月にもわたって集中力と明晰さを維持し、自身を見失うことなく自己を鍛え、私はその姿に感銘を受けました。これほどのプレッシャーの中で毎日冷静さを保ち続け、それが崩れるのを目にすることはありませんでした。」

ハーンが演じたアガサといえば、このキャラクターを主人公にしたスピンオフドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス(原題)」が待機中だ。米Comicbook.comが紹介したところによれば、同イベントでハーンと再会を果たしたオルセンは、スピンオフに出演の噂を否定している。「でも、ひょっこり登場したいですね。私はキャスリンが大好きだから、彼女の傍を絶対に離れたくないんです。彼女が今夜、ここにいてくれて本当に感謝しています」と語った。
現時点では、オルセン演じるスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフがMCUに戻って来るのかどうかは未知だ。だが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がオルセンの復帰について、「マルチバースでは何でも可能だ」とコメントしていたため、その言葉を信じて朗報を待とう。
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Source:Variety , Comicbook.com