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「ワンダヴィジョン」シーズン2は実現するか? エリザベス・オルセン&脚本家、実現の可能性を示唆

ワンダヴィジョンキャプション  『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel
(L -R): Paul Bettany as VIsion and Elizabeth Olsen as Wanda Maximoff in Marvel Studios' WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2020. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のドラマシリーズとして話題を集めている「ワンダヴィジョン」は、全9話構成、1シーズンかぎりのリミテッドシリーズ。ところが、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役のエリザベス・オルセン、そして脚本・製作総指揮を務めるジャック・シェイファーからは意味深なコメントが飛び出していて……。

もともと「ワンダヴィジョン」は、映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に直結し、さらには『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)にも繋がることが告知されている。まずは『ドクター・ストレンジ』続編に、ワンダがキーパーソンとして登場するのだ。

この動きを踏まえて、米Colliderはオルセンに「『ワンダヴィジョン』シーズン2はありますか? それって『ドクター・ストレンジ2』って言うんじゃないですか?」と質問。オルセンは笑いながら「それ面白い」とつぶやくと、「『ドクター・ストレンジ2』とは言わないですけど、(シーズン2は)“ありえる”というのが答えだと思います」と応じた。もっとも、「私は知らないんですよ、何も聞いていないので」と付け加えることも忘れていないのだが。

一方、「シーズン2のことはお話しできないんです。それがマーベルの哲学というものだから」と米The Hollywood Reporterにて語ったのは、仕掛け人のジャック・シェイファーだ。マーベル・スタジオは秘密主義を徹底しており、さまざまな条件が整うまでは決して企画を公にしないことでおなじみ。ただしシェイファーも、「シーズン2はまだそういう次元の話になっていないんです」とも述べ、やはり実現の可能性を完全否定はしなかった。

「ワンダヴィジョン」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、ワンダ&ヴィジョンの新婚夫婦が郊外で幸せに暮らすところから物語の幕を開けた。たくさんの秘密と謎が隠された物語は、少しずつ謎めいたベールを剥がしつつある。ワンダのルーツや成長もたっぷり描かれるというが、ひとまず今シーズンは単独のストーリーとなっているようだ。シェイファーは「コミックの連載のように構想してきたので、そういう意味ではしっかり独立していると思います」と話した。

ちなみに「ワンダヴィジョン」はリミテッドシリーズだが、トム・ヒドルストン主演の「ロキ」は早くもシーズン2の可能性が報じられている。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、MCUのドラマシリーズについて「(ありかたは)多様」だと述べ、シリーズごとに展開を判断していく意向を示した。

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は配信中。

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Source: Collider, The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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