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「ワンダヴィジョン」あらすじが発表 ─ マーベルドラマの新機軸、ヴィジョンとスカーレット・ウィッチの「シットコム」

ワンダヴィジョン wandavision

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」のあらすじが、米ウォルト・ディズニー/マーベル・スタジオによって発表された。

「ワンダヴィジョン」はワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)を主人公に、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界で展開する物語。このたび発表されたあらすじは以下の通りだ。

「マーベル・スタジオの『ワンダヴィジョン』では、昔ながらのシットコムのスタイルがマーベル・シネマティック・ユニバースに溶け合います。ワンダ・マキシモフとヴィジョン、スーパーパワーを持つ2人は、郊外で理想的な生活を送っています。しかし2人は、あらゆるものが見かけ通りではないのではないかと疑い始めていき……。」

先日公開された特報映像には、モノクロのヴィジョンの姿や、あらゆるコスチュームを身にまとったワンダの姿が映し出されていた。カラーのワンダとモノクロのヴィジョンという対比も含め、決してただごとでは済まない、一筋縄ではいかない“シットコム”の気配がする。

「ワンダヴィジョン」のストーリーは『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』(2021年米公開)に直結するほか、ワンダ・マキシモフは、いよいよ本作で“スカーレット・ウィッチ”としての変化を遂げるとのこと。その影響は、今後のMCU全体に及ぶことになるという。

脚本・製作総指揮を務めるのは『キャプテン・マーベル』(2019)のジャック・スカエファー、監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ボーイズ」などのマット・シャクマン。ヴィジョン役のポール・ベタニーは脚本の出来栄えをかねてから絶賛しており、撮影についても「どんな作品になるのかは分からないけれど、作っていてものすごく楽しいですよ。今までで一番幸せな現場です」と語っていた。「すごくリスキーな作品ですよ。すごく新しいし、今までのどんな作品とも違う」。

本作には『マイティ・ソー』シリーズのダーシー・ルイス(カット・デニングス)、『アントマン&ワスプ』(2018)のFBI捜査官ジミー・ウー(ランドール・パーク)が登場。『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)のテヨナ・パリスが『キャプテン・マーベル』(2019)のモニカ・ランボーを演じるほか、『ヴィジット』(2015)キャスリン・ハーンが“おせっかいな隣人”役で登場する。

ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:WandaVision)」はDisney+にて2020年米国配信予定

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Source: Disney

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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