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『ワンダーウーマン』スティーブ役クリス・パイン、シリーズ打ち切りに「唖然としている」 ─ 自身の再演については後ろ向き

ワンダーウーマン 1984
(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics

DCエクステンデッド・ユニバースで製作された『ワンダーウーマン』シリーズが打ち切りとなったことについて、主人公ダイアナの相手役スティーブ・トレバー役を演じたクリス・パインが率直な心境を明かしている。

ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督による映画『ワンダーウーマン』(2017)は世界興収8億ドル超えの大ヒットを記録。2020年には続編『ワンダーウーマン 1984』も公開され、2作合計で10億ドルに迫る人気シリーズとなった。第3作の製作も予定されていたが、DCユニバースの再編に伴い企画は頓挫。2024年3月時点で、ジェンキンス監督は自身の『ワンダーウーマン』が「当面の間、おそらく永遠に」終わったものと認めていた

ある時点では継続の可能性があった本シリーズが、事実上の打ち切りとなったことについて驚きを見せているのがクリス・パインだ。米Business Insiderのインタビューで、「彼ら(スタジオ)が10億ドル規模のシリーズにノーと言い、他に軸足を移すことを決めたことに唖然としています」と語っている。

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もっとも、パインは「そうなった理由は分からないですし、僕が意見する立場にありません」とも言い添えており、あくまでいち意見であることを強調。その上で、「ワンダーウーマンは素晴らしいキャラクターですし、パティはとても思慮深い監督です」とガドットが演じたキャラクターとジェンキンス監督へのリスペクトを示した。

今後、『ワンダーウーマン』の世界は、ジェームズ・ガンとピーター・サフランが率いる新生ユニバースでリブートされる模様。現時点では、ワンダーウーマンの故郷セミッシラを描くテレビシリーズ「パラダイス・ロスト(原題)」が発表されている。キャストや物語の情報などは不明だが、同作で新生ワンダーウーマンが誕生する可能性もある。

それでも、ガドット版『ワンダーウーマン』の継続を望む声は散見され、初代ワンダーウーマン役のリンダ・カーターも「ワンダーウーマンは他のキャラクターとは別格だと思うので、続編を作らないことが理解できません」と発言。実現がファンの呼びかけにかかっていることを強調していた。

ちなみにパインは、仮に『ワンダーウーマン』第3作が実現していても「僕(スティーブ)をまた登場させようとするのは、ばかばかしくないでしょうか」と語り、スティーブ役としての復帰は難しいと考えているよう。別のインタビューでもアメコミ映画再出演の意向について、きっぱり「ノー」と答えていた

Source:Business Insider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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