エズラ・ミラー『ザ・フラッシュ』緊急会議は「開かれていない」と米ワーナー否定か ─ 「誇張されたもの」

米ワーナー・ブラザースが、エズラ・ミラーの逮捕を受けて開かれたという緊急会議の報道を否定した。
現地時間2022年4月6日、米Rolling Stoneは、同年3月下旬にエズラ・ミラーがハワイで逮捕されたことを受けて、映画『ザ・フラッシュ』を製作するワーナー・ブラザースとDCコミックスが今後の対応に関する緊急会議を開いたと報じた。会議では「ミラーが関与する全企画を一時停止することで満場一致となった」と伝えられており、その検討対象企画には『ザ・フラッシュ』の続編映画も含まれていたという。
しかし米IGNは、このような緊急会議は開かれていないと報じている。これは、スタジオの内情に詳しい情報筋から入手したもので、緊急会議という報道は「誇張されたもの」と証言されている。また、米Indiewireも独自に得た情報として「そのような会議は開かれなかった」と報じており、情報が錯綜しているのが現状だ。
仮にこのたびの報道が正しければ、『ザ・フラッシュ』では、予定通り2023年6月の米公開に向けた製作が継続されていく模様。もっとも、ミラーについては撮影現場で「精神崩壊を頻発させていた」という証言も出てきており、いずれにせよスタジオからの公式の声明を待ちたいところ。