マーベルアニメ「ホワット・イフ…?」フェーズ4で重要な役割果たすか ─ トム・ヒドルストン「MCUでの様々なことが設定される」
マーベル・スタジオによるアニメシリーズ「ホワット・イフ…?」(2021年8月11日配信)が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ4を構築する上で大きな役割を果たすかもしれない。
フェーズ4は当初、『ブラック・ウィドウ』(2021)が開幕作品となる予定だったが、コロナ禍での度重なる公開延期により、ドラマ「ワンダヴィジョン」(2021)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)「ロキ」(2021)が先行する形となった。今後は映画としては、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年9月3日公開)、『エターナルズ』(2021年11月5日公開)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(原題)』(2021年12月17日米国公開)が控えており、ドラマとしては「ミズ・マーベル」「ホークアイ」が待機中だ。
そして忘れてはならないのが、重要な役割を果たすとされているアニメ「ホワット・イフ…?」。本作は、“もしもあの時、マーベル・ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら?”を描く作品。トム・ヒドルストン(ロキ役)をはじめ、クリス・ヘムズワース(ソー役)、ジェレミー・レナー(ホークアイ役)、チャドウィック・ボーズマン(ティ・チャラ役)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)など、映画作品で役柄を演じた俳優たち自身が声優を務める。
一見して、今後のMCU作品とは結びつかなそうなスピンオフアニメだが、トム・ヒドルストンいわくそんなことはなさそうだ。米人気番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」にてヒドルストンは、「全部はまだ観れていないので興味津々です。マーベル・ユニバースのキャラクターは引き続き同じ役者たちが演じられていますよね。[中略]MCUでの様々なことが設定されていきます」と今後のMCU作品への繋がりをほのめかしている。
「ホワット・イフ…?」の予告編では、ロキがアスガルド軍を率いて、ニック・フューリーらしき男に立ち向かう様子が捉えられていた。もしかしたら、マルチバースという展開のもと何らかの影響を及ぼすことになるのかもしれない。もっとも、ヒドルストンは「もちろん私は何も知りませんけど」とも最後に付け加えているが、それでも何らかの繋がりを期待せずにはいられないだろう。
マーベル・スタジオのオリジナルアニメーションシリーズ「ホワット・イフ…?」は、2021年8月11日(水)ディズニープラスで日米同時配信開始。
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Source:The Tonight Show Starring Jimmy Fallon