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『シビル・ウォー』欠席のソーと同居していた男、映画にも登場か?「暇を持て余したソー」に衝撃の続報

先日、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を欠席したソーがオーストラリアで暇を持て余していたことが大きな話題となった。公開された映像では、ソーは休暇を力いっぱい楽しんだり寂しがったりしているようだった。

ところで皆さんは、その映像でソーと一緒にひとりの一般人が映っていたことを覚えているだろうか。ソーが居候しているアパートの家主、ダリル・ヤコブソンのことである。

しかしマーベル映画を追いかけてきた人は、もうダリルのことをただの冴えない家主だと思ってはいけない。『ソー/ラグナロク』のタイカ・ワイティティ監督が、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースにダリルが関与することを明らかにしたのである。

で、ダリル・ヤコブソンって誰なの?

IGNのインタビュアーが「結局素性のつかめないダリルのことを詳しく教えてほしい」と尋ねたところ、ワイティティ監督は快く応じてくれたようだ。

「ウルトロンとの戦いの後、ソーは短い間だけオーストラリアのアパートに部屋を借りたのさ。アベンジャーズやアメリカから離れて休むためにね。だからソーはオーストラリアで少しの休暇を取っていた。そんな時ダリルと出会って、部屋をシェアするようになったんだ。まあ、それがダリルだよ」

これがダリルの説明になっているのかは怪しいところだが、ワイティティ監督によると、この映像はダリルの最後の出番ではないという。

「多分またダリルと会うことになると思うよ。みんなが見たのとは別の短い映像がいくつかあるかもしれないし、あれはもっと大きな出来事のごく一部かもしれないしね」

どういうこと?

ワイティティ監督は多くの謎を投下している。ダリルが再登場する可能性、「暇を持て余したソー」とは別の映像が存在する可能性、そして「暇を持て余したソー」そのものが大きな出来事の一部であるという可能性……。

わざわざ野暮なことを言って恐縮だが、ほぼ間違いなく「暇を持て余したソー」の映像は『ソー/ラグナロク』の撮影中に製作されたものだ。自然に考えれば、おそらくダリルは『ソー/ラグナロク』に登場するのだろう。わからないのは、「短い映像がいくつか」という点と「大きな出来事の一部」という点だ。

まだ短い映像があるとすれば、それは誰が映っている映像で、いつ公開されるのか。「大きな出来事」が『ソー/ラグナロク』のことだとすれば、「暇を持て余したソー」は『ソー/ラグナロク』に直接つながっているのかもしれない。さらに映像でブルース・バナーが話していた内容を考えると、『ソー/ラグナロク』の時系列は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と同じという可能性もある。

「どれだけ金を出されても、君たちのケンカには参加しないよ」

もちろん「暇を持て余したソー」の映像は“ただのお楽しみ”であって、マーベル・シネマティック・ユニバースの本筋には関係ないのかもしれない。しかし、それならばワイティティ監督はなぜ謎を匂わせたのか……。

「暇を持て余したソー」、そして『ソー/ラグナロク』の謎はこうしてまた深まった

source: http://www.ign.com/articles/2016/09/16/is-thors-roommate-in-ragnarok

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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