バットマン復活計画が消滅したマイケル・キートン、今後の復帰は「あまり考えていない」けど「絶対にないとは言わない」

旧体制のDCユニバース(DCU)で、マーベル映画におけるニック・フューリーのようなメンター的存在として、複数作品に登場する予定だったというバットマン役のマイケル・キートン。今後、DCUはジェームズ・ガン&ピーター・サフランによって刷新されるが、キートン・バットマンにはカムバックする可能性があるのだろうか。
もともとキートンは、旧体制のDCUで製作された『バットガール(原題)』でのバットマン役復帰を見込み撮影も済ませていたが、諸々の事情で映画はお蔵入りに。さらに、度重なるリリース延期により、『アクアマン/失われた王国』(2023)と『ザ・フラッシュ』(2023)の公開順が入れ替わったことで状況が二転三転し、結果的に『失われた王国』にキートンは出演しなかった。
当初の計画でDC版ニック・フューリーになるはずだったキートンは、最終的に『ザ・フラッシュ』へのゲスト出演のみに留まった。ガン&サフラン率いる新生DCユニバースが誕生することにより、キートンのバットマン復活計画は事実上消滅するという残念な結果となった。
このたび米ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演したキートンは、「もうバットマンの仕事は正式に終わったと思っていますか?それともマスクを再び被る機会はあるのでしょうか。今の時点で、やる気はありますか?」と質問されると、「そのことについてはあまり考えていません」と回答。「絶対にないとは言わないし、すべてが何か他のものに左右されるとも思いません」と付け加えている。
ティム・バートン版『バットマン』シリーズ2作に主演したキートンが、『ザ・フラッシュ』にバットマン役で復活するまで30年以上の月日が流れたことを考えれば、「絶対にないとは言わない」というキートンの姿勢は妥当ではないだろうか。キートンのほかにも、新DCUではスーパーマン役のヘンリー・カヴィルの復活がなくなり、『ワンダーウーマン』第3作もキャンセルとなった。
なお、新DCUの第1章「Gods and Monsters」では、バットマンと彼の実子であるダミアン・ウェインを描く『ブレイブ&ボールド(原題)』が待機中。現時点でバットマン役は未定だ。
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Source:Happy Sad Confused