「ウィッチャー」前日譚ドラマ、主役が決定 ─ 女神の声を持つエリート戦士、音楽家目指して放浪の旅へ

Netflixの人気ドラマシリーズ「ウィッチャー」の前日譚を描くスピンオフドラマ「The Witcher:Blood Origin(原題)」の主演を、『クイーン&スリム』(2019)「ナイトフライヤー」(2020)などのジョディ・ターナー=スミスが務めることがわかった。米Deadlineなどが報じている。
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「ウィッチャー」は、エルフやドワーフ、人間ら多様な種族が暮らす荒んだ世界を舞台に、怪物退治を生業とする“ウィッチャー”である主人公リヴィアのゲラルト(ヘンリー・カヴィル)の冒険譚を描くファンタジーアドベンチャー。この前日譚となる本作では、1200年前のエルフの世界を舞台に、原作小説で描かれたウィッチャーの歴史の事端、そして多様な種族が1つの世界に混在し始めた極めて重要な大変動 “Conjunction of the spheres(球の結合)”が展開されることになる。
主演に抜擢されたターナー=スミスが演じるのは、女神の声に恵まれたエリート戦士エイル(Éile)。己の心に従い、音楽家になることを決意したエイルは、自身の一族と女王の守護者としての役目を置いて放浪の旅に出ることになる。しかし、大陸で犯した大きな罪により、エイルは報復と償いを求めるべく、剣の道へ再び戻ることを余儀なくされてしまうという。
本作は、1シーズン限りのリミテッドシリーズで製作が進行中。全6話構成となる。ショーランナーと製作総指揮を務めるのは、「ウィッチャー」で製作・脚本を担うデクラン・デ・バッラ。ほか製作総指揮に「ウィッチャー」でショーランナー・脚本を務めるローレン・シュミット・ヒスリックらが就任しており、本シリーズ原作者のアンドレイ・サプコフスキもクリエイティブ・コンサルタントとして参加している。
ちなみに、本作のほか「ウィッチャー」のスピンオフ作品としては、アニメ映画版『The Witcher: Nightmare of the Wolf(原題)』の企画が進行中だ。
Source: Deadline