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『ワンダーウーマン』続編、舞台は現代?ガル・ガドット&パティ・ジェンキンス監督が続投へ

映画『ワンダーウーマン』は、2017年6月2日にアメリカで劇場公開されるやいなや、多くのファンや批評家、業界関係者から非常に高い評価を獲得している。本作でメガホンを取ったのは、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)には初参戦となるパティ・ジェンキンス監督だ。主演は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』につづきガル・ガドットが務めている。

ハリウッドレポーター誌は、『ワンダーウーマン』の公開にあわせて雑誌のカバーに2人の写真を起用、さらにロング・インタビューをウェブサイトにも掲載している。

このインタビューの中で、ハリウッドレポーター誌は、すでに「計画はある」とされている『ワンダーウーマン』続編の新たな情報をわずかに取り上げている。ワーナー・ブラザース社は現時点で続編の製作にゴーサインを出していないが、第1作がヒットを収めれば、おそらくすぐにゴーサインが出されることだろう。

「素晴らしい映画を作りたいだけ」

映画『ワンダーウーマン』は、第一次世界大戦当時を物語の舞台としている。これはワンダーウーマンというヒーローのオリジン・ストーリーを描くためであり、(『バットマン vs スーパーマン』で初登場したものの)単独映画の第1作としてはいたって自然な時代設定だ。

しかしハリウッドレポーター誌によると、『ワンダーウーマン』続編は現代を物語の舞台とする方向で計画が進んでいるという。オリジン・ストーリーを経て、ワンダーウーマンは現代でいかに戦うのか……。また、ひとことで「現代」とはいえ、『バットマン vs スーパーマン』『ジャスティス・リーグ』との時系列的関係がどうなるのかも気になるところだ。

またガル・ガドットとパティ・ジェンキンス監督は、すでに続編への契約を済ませているという。第1作が公開され、第2作の話題を踏まえて、ジェンキンス監督はこのように語っている。

「一生懸命(スタジオに)電話をかけて、仕事を得て、大きな映画を作れるのを示すだけのことはしたくないんです。そういうことにはまったく興味がありません。私は、それがどういう方向性の映画でも、ただ素晴らしい映画が作りたいだけなんです。(予算が)1,000万ドルの映画でも、2億ドルの映画でも」

現在ジェンキンス監督は、夫であるサム・シェリダンの原作を基にしたテレビシリーズの計画を進めており、同作には『ワンダーウーマン』にも出演しているクリス・パインが出演する可能性があるようだ。またDCEUの重要人物であるプロデューサー、デボラ・スナイダーによると、「次回の女性ヒーロー映画は『バットガール(仮題)』」だという。『ワンダーウーマン』続編の実現には、まだしばらく時間を要することになりそうだ。

映画『ワンダーウーマン』は2017年8月25日公開

Sources: http://screenrant.com/wonder-woman-2-patty-jenkins-director-setting/
http://www.hollywoodreporter.com/features/complex-gender-politics-wonder-woman-movie-1008259
Eyecatch Image: https://twitter.com/THR/status/869901401719267329

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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