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ダニエル・クレイグ『007』新たに2作品続投か?第25作タイトル、第26作構想の噂も

ダニエル・クレイグ
Photo by www.GlynLowe.com https://www.flickr.com/photos/glynlowe/22549225906

2019年公開予定、映画『007』第25作にダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役で復帰する可能性が高まっている。イギリスの大衆紙、デイリー・ミラーがクレイグの再登板をいち早く報じたのに続いて、先日はアメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズがクレイグが続投するという情報を入手していたのだ。

さらに今回、イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」は“クレイグが2作品に続投する”という新たな情報、そして今後の『007』シリーズの構想を伝えている。

ある『007』関係者は、ザ・サン紙に対して、クレイグがシリーズ第25作・第26作への出演契約を交わそうとしていること、クレイグとバーバラ・ブロッコリ(プロデューサー)ら製作陣との話し合いのキモは第26作にあることを匿名で明かしたという。

「次のボンドを誰にするかという話し合いは十分に行われてきました。ただしバーバラは、ダニエルにあと2作品(出演してほしい)と話してきたんです。彼は世界中の観客に愛され、映画を興行成績の面で完全に復活させました。プロデューサーたちは、彼の存在をすぐには失えないと考えていたんです。」

これまで新たなボンド役の候補には、トム・ハーディやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストンといった名前が挙がってきた。しかし2016年10月の時点で、製作スタッフは「クレイグにボンドとして帰ってきてほしい。間違いなく、彼はプロデューサーたちの第一希望です」明言していたのである。

『007』シリーズの第25作は、すでに2019年11月8日に米国にて劇場公開されることが発表されている。うかうかしていると封切りまで2年を切りかねない状況だけに、水面下で製作の準備は着々と進められてきたようだ。

「第25作の脚本はほぼ準備ができています。仮タイトルは『シャッターハンド』で、2019年11月に公開予定です。ダニエルにこだわっている時間はありません。」

しかしその一方で、この関係者はダニエルの再登板決定が近いことも明らかにしている。

「ただし契約はほとんど済んでいます第26作で『女王陛下の007』(1969)をリメイクするというアイデアはとてもエキサイティングですよ。」

飛び交う非公式情報の数々

ザ・サン紙の報道をまとめると、「製作陣は予断を許さない状況下でクレイグと2作品の契約を結んだ。第26作は『女王陛下の007』のリメイクで、これがクレイグにとって最後のボンド役になる」ということだ。
ただし例に漏れず、今回の情報も匿名の関係者が提供したもので、公式発表とはほど遠い“噂レベルの情報”にすぎない。信憑性についてはまだ疑問の余地があると言わざるをえない状況だ。

これまで『007』第25作、とりわけボンド役の俳優については、匿名の人物による情報提供が続いている。唯一の公式発表であった劇場公開日のアナウンス時にも、製作側は「出演者と監督は追って発表する」としたのみだった。非公式情報が続くなか、すべてが“ダニエル・クレイグ続投”と報じているのは、本当にクレイグの再登板が現実的になりつつあるのか、それとも……。「火のないところに煙は立たない」ともいわれるが、今回もその言葉通りなのだろうか?

はっきりしているのは、『007』の新作がかくも頻繁に各所で取り上げられていること、またダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドを待望する人々が世界中に数多く存在するということだ。ザ・サン紙に証言した関係者の、クレイグが「『007』を復活させた」という発言はひとまず真実なのかもしれない。

Source: https://www.thesun.co.uk/tvandshowbiz/4184491/bond-actor-daniel-craig-007-movies-famous-british-spy/
Eyecatch Image: Daniel Craig – Film Premiere “Spectre” 007 – on the Red Carpet in Berlin / www.GlynLowe.com ( https://www.flickr.com/photos/glynlowe/22549225906 )

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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