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映画『007』シリーズもユニバース化?ジェームズ・ボンド以外の人物でスピンオフ製作か

人気シリーズ『007』に「ユニバース化」の可能性が浮上しているようだ。同シリーズのプロデューサーを務めてきたバーバラ・ブロッコリ氏らが「『007』ユニバース」構想に興味を示しているという。

映画における「ユニバース」とは、ひとつの世界観を共有したうえで、さまざまなキャラクターによる物語を描いた作品を製作するという考え方のこと。近年はマーベル・コミックを原作とした「マーベル・シネマティック・ユニバース」やDCコミックスによる「DCエクステンデッド・ユニバース」が有名なほか、ユニバーサル・ピクチャーズが往年のモンスター映画をリメイクする「ダーク・ユニバース」も始動している。

ハリウッドの内部情報に精通するジェフ・スナイダー氏は、ブロッコリ氏らの思惑をこう語っている。

「ブロッコリたちは“ユニバース・フィーバー”にかかっていて、ボンド・シリーズの別の一角を掘り下げたがっているらしいんだ。同時にね

現在『007』シリーズは大きな岐路に立たされている。6代目ジェームズ・ボンドであるダニエル・クレイグが前作『007 スペクター』(2015)をもって同役を卒業する可能性が高まっており、クレイグの続投が実現するのか、あるいは7代目ボンドが起用されるのかが現時点(2017年6月)で不明なのである。「同時にね」というスナイダー氏の言葉から察する限り、製作陣はジェームズ・ボンドが主役の『007』メイン・ストーリーを継続するとともにスピンオフ作品を製作して『007』ユニバースを拡大したいという意向なのだろう。

もっとも『007』は、スピンオフ作品を非常に作りやすいシリーズだといえそうだ。ジェームズ・ボンド以外の「00エージェント」や過去登場した魅力的な悪役、さらに“M”やフェリックス・ライターといった既存のキャラクターなど、時系列に縛られなければ展開の可能性はほとんど無限にありそうである。

「メイン・ストーリーと同時にスピンオフ作品を製作してユニバースを拡大する」という戦略といえば、その方法で近ごろ大きな話題を集めているのが『スター・ウォーズ』シリーズだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)で、同シリーズが興行成績・評価の両面において順調な滑り出しを見せたことは、きっと『007』の製作陣に「ユニバース化」を検討させる大きな理由となったに違いない。

しかし今、『007』ファンにとって一番の心配は「肝心のジェームズ・ボンドはどうなるのか」という点だろう。クレイグは続投するのか、7代目ならば誰がふさわしいのか、そしてスピンオフを製作するならどの登場人物で観たいのか……。気になることがあまりにも多すぎるのだ!

 

Source: http://www.darkhorizons.com/007-producers-consider-bond-universe-expansion/
http://theplaylist.net/producers-reportedly-considering-james-bond-cinematic-universe-20170628/
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/James-Bond-Evolution-Worlds-Famous/dp/1620082179/

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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