【夕刊】「コブラ会」シーズン4決定/ジム・キャリー&アレック・ボールドウィン、米大統領選討論会をパロディ/『ホーカス ポーカス』再上映が米国で好発進 ほか

THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2020年10月5日のトピックはこちら!
「コブラ会」早くもシーズン4製作決定

『ベスト・キッド』(1984)の30年後を描く続編ドラマシリーズ「コブラ会」シーズン4の製作が決定した。もともとYouTubeオリジナル作品としてスタートし、配信が開始されるや高い評価と人気を獲得。YouTubeの目玉作品として受け入れられたが、のちにYouTubeがドラマ製作から撤退、Netflixが権利を獲得していた。現在はシーズン1&2が配信中で、シーズン3が2021年1月8日配信予定。
Source: Variety
ジム・キャリー&アレック・ボールドウィン、米大統領選討論会を痛快パロディ
There he is. #SNLPremiere pic.twitter.com/Mfm7tBBcKh
— Saturday Night Live – SNL (@nbcsnl) October 4, 2020
米人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」にジム・キャリーとアレック・ボールドウィンが出演。2020年9月29日(現地時間)に開催された2020年アメリカ大統領選討論会のパロディが同番組で披露され、ボールドウィンがドナルド・トランプ現大統領、キャリーがジョー・バイデン候補を演じた。同番組はTwitterに、キャリーによるバイデン氏登壇シーンを投稿。スタートからギャグ全開のキャリー。ソーシャルディスタンスなどの時事ネタなどを織り交ぜながらジム・キャリー節を見せた。立ち姿や顔の表情でトランプ大統領をそっくりに演じるボールドウィンにも注目だ。「サタデー・ナイト・ライブ」はコロナ禍の影響で2020年3月より製作が休止となっていたが、今回放送分より再開となる。
Source: Saturday Night Live , The Hollywood Reporter
『ミッション:インポッシブル』新作に参戦のヘイリー・アトウェル、トレーニング姿を披露
トム・クルーズ主演のスパイ・アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル』続編2部作(第7作・8作)で初参戦となる「エージェント・カーター」(2015-2016)のヘイリー・アトウェルが、Instagramでクライミングする姿を公開。本作のハッシュタグが投稿に付されていることから、アクション・シーンのトレーニングと考えられる。アトウェルは以前、本作の出演決定前に2時間にも渡るスタント・オーディションを受け、戦闘シーンやアクロバットなどを行っていたことを明かしていた。ハイレベルなアクションに期待したいところだ。現在、アトウェルは共演のポム・クレメンティエフらと共にノルウェーで行われている撮影に現場入りしている。
Source: Hayley Atwell
マーガレット・クアリー新コメディドラマ、母親役にアンディ・マクダウェル
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)マーガレット・クアリーの新コメディ・シリーズ「メイド(原題:Maid)」で、『セックスと嘘とビデオテープ 』(1989)『恋はデジャ・ブ』(1993)などのアンディ・マクダウェルがクアリーの母親役を演じることがわかった。原案となるのは、貧困を題材とした作品を複数手がける女性作家ステファニー・ランドによる回顧録。製作はマーゴット・ロビー。
Source: Deadline
『ホーカス ポーカス』再上映、米国興収ランキングで第2位に

ディズニー映画『ホーカス ポーカス』(1993)の再上映が米国の週末興行収入ランキング(2020年10月2~4日)にて、クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』に次ぐ2位にランクインした。2570箇所の映画館で公開された本作は、約197万ドル(約2億円)の興行成績を記録している。最近の再上映作品の中では、最も高い記録とのことだ。『ホーカス ポーカス』は続編企画がDisney +にて進行中。ちなみに、3位には『X-MEN』スピンオフ映画『ニュー・ミュータンツ(原題:New Mutants)』が続いている。
Source: IndieWire
「アメリカン・クライム・ストーリー」製作者、Netflixで連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーの生涯をドラマ化
「アメリカン・クライム・ストーリー」のライアン・マーフィーが、実在の連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーを描くドラマシリーズ「Monster: The Jeffrey Dahmer Story(原題)」をNetflixにて製作する。ダーマーは1978~1991年に17人の青少年を殺害し、遺体を食べる、屍姦に及ぶなどの行為を行った人物。全10話構成のリミテッドシリーズで、ダーマーの幼少期から獄中での死までが描かれる。物語は主に被害者の視点で語られ、当時の捜査の不十分さや白人特権の問題にも言及されるとのこと。脚本・監督は「POSE/ポーズ」「ハリウッド」のジャネット・モック。パイロット版は「マインドハンター」のカール・フランクリンが監督する。ダーマーに大きな影響を与えた父親・ライオネル役を『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)リチャード・ジェンキンスが演じ、ダーマー本人と、隣人女性グレンダ・グリーヴランドの配役が現在進行中。2021年1月より撮影予定。
Source: Deadline
エミー賞主要制覇「シッツ・クリーク」最終シーズン、予定より早くNetflixで配信開始
人気コメディドラマ「シッツ・クリーク」シーズン6(最終シーズン)が、当初の予定に先がけてNetflixで配信開始となった。もともとは10月7日の配信予定だった。完結を記念したドキュメンタリー番組「さよなら、シッツ・クリーク 6シーズンの感謝を込めて」も同日より配信されている。セレブ一家が転落し、田舎町シッツ・クリークで暮らす様子を描いた本作は、2015年~2020年に放送されて高い評価を獲得。シーズン6はコメディ部門の作品賞・主演女優賞・主演男優賞・助演女優賞・助演男優賞・脚本賞・演出賞という主要賞をすべて獲得。ドラマ部門・コメディ部門を問わず、エミー賞史上初の快挙となった。
Source: Variety
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