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『ローグ・ワン』前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」予告編が初公開 ─ 『スター・ウォーズ』帝国軍の圧政時代描く

キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーを描く前日譚ドラマ「Andor(原題)」より、初の予告編映像が公開された。あわせて、邦題が「キャシアン・アンドー」であることも明らかになった。

舞台は『ローグ・ワン』や『エピソード4/新たなる希望』の5年前。帝国圧政の最中の危険に満ちた時代を描くとされる。

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銀河標準暦19BBY、共和国の最高議長だったシーヴ・パルパティーンは民主主義政府を解体し、銀河帝国を設立した(『エピソード3/シスの復讐』)。「アンドー」の時系列はそこから14年後にあたる5BBY。この期間、帝国軍のトルーパーは「クローン・トルーパー」から「ストーム・トルーパー」へと推移した。映像では、旧陣営であるクローン・トルーパーとみられる部隊が見られるところにも注目だ。

本映像では、主人公であるアンドーはあまり姿を見せず、むしろ帝国軍の圧政に怯える民や、「力に酔いしれ、思い上がって」いる帝国軍の軍師たちが描かれている。いよいよ始まった帝国による「暗黒の時代」到来を告げるように、映像は緊迫感に満ちている。逃げ惑う人々や、アンドーを追っていると見られる人物、プリクエルでお馴染みの巨大な議会場、帝国軍を象徴するタイ・ファイターが登場する。

キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.
キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.
キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

主人公アンドーは、反乱軍のスパイである情報将校。映画版からディエゴ・ルナが続投する。「おなじみの顔ぶれが登場します」と予告されており、すでにソウ・ゲレラ役のフォレスト・ウィテカーが復帰するとの情報もある。さらに、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)に銀河元老院の議員として登場し、『ローグ・ワン』では反乱軍のリーダーとなったモン・モスマ(ジェネヴィーヴ・オーライリー)にも焦点が当てられるという。早くもシーズン2の製作も進められている

キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.
キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

キャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナはイベントに登壇し、「僕は『スター・ウォーズ』の世界が大好きです。僕は、『スター・ウォーズ』は人間について語るものだと思います。僕ら視聴者にとても関係のあることを。自分には何ができるのか、自分にはどんなパワーがあるのか、自分たちはこうあるべきなのだと目覚めることについてね」とコメント。また、モン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリーは「この役をまたやらせてもらえるのは、素敵なプレゼントをもらったみたいな感じでした」と語っている。「シリーズやお芝居をやる時、役者はそのキャラクターに多くを費やします。幸運だったら、3年ほどを費やしたりもします。私はこの役を17年前に演じました。この年齢になった今、また戻ってきて、自分が若い時に演じたキャラクターを掘り下げる機会を得られたのはすばらしいことでした。それをトニーとディエゴと一緒にやることができたのです」。

ほか、『コレット』(2018)デニース・ゴフ、「チェルノブイリ」(2019)ステラン・スカルスガルド、『マローボーン家の掟』(2017)カイル・ソラーらが出演。脚本・製作総指揮は『ローグ・ワン』完成に携わったトニー・ギルロイ。エピソード監督は「ブラック・ミラー」のトビー・ヘインズが務め、そのほか脚本家には「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)ステファン・シフ、『ナイトクローラー』(2014)ダン・ギルロイ、「ハウス・オブ・カード」(2013-2018)ボー・ウィリモンが名を連ねている。

キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

「キャシアン・アンドー」は2022年8月31日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信スタート。初回1、2話同時配信(全12話)。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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