アニャ・テイラー=ジョイ、『マッドマックス』フュリオサ映画後のさらなる成長を予告 ─「今とは全く異なる自分になる」

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚映画『フュリオサ(原題)』では、「クイーンズ・ギャンビット」(2020)『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)などのアニャ・テイラー=ジョイがフュリオサの若き日の姿を演じる。飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する主演俳優は、本作を通して、“全く異なる人間”に成長することに期待を寄せている。
フュリオサは、荒廃した世界を支配する独裁者に反旗を翻し、彼の妻たちの逃走計画を実行する丸刈り頭&義手の最強戦士。シャーリーズ・セロンが圧倒的な存在感で演じた人気の登場人物だ。そんな大役を引き継ぐ形となったアニャは、「私は彼女の代わりになれるとは思ってもいません。それは不可能なことだと思うので、何か別の方法でやらなければならないでしょう」と過去に意気込みを語っていた。
この役を演じることが夢にまで出てくるというアニャは、アクションスタントの大半を自らこなせるよう、スタントチームによる指揮のもとで運転を学んでいるとも報告していた。さらには、フュリオサ役を演じるために必要な準備として「この映画を担えるだけの強さを身につけることだと考えています。それは感情的な強さであり、身体的な強さであり、精神的な強さです」と持論を述べていたりと、アニャが本作にかける思いが相当なものだということがわかるだろう。
2024年5月24日の米国公開に向けて本作の撮影前作業は、2021年11~12月に行われる予定と伝えられているため、2022年前半には撮影が開始される見込み。つまり、アニャがフュリオサ役を演じる日は目前に迫っているというわけだ。2021年10月末頃、アニャはさらなる意気込みを語っていた。AP Archiveのインタビューにてアニャはフュリオサ役を演じることについて、「とにかく興奮しています。それをやり遂げたとき、今とは全く異なる自分になっていると思いますし、そのような成長を楽しみにしています」と宣言している。
これまでアニャは、「クイーンズ・ギャンビット」『ラストナイト・イン・ソーホー』のほか、ロバート・エガース『ウィッチ』(2015)をはじめ、M・ナイト・シャマラン『スプリット』(2017)『ミスター・ガラス』(2019)、ジョシュ・ブーン『ニュー・ミュータント』など、さまざまなジャンルの作品で異なる役柄に挑んできた。「成長は、自分自身に激しく挑戦することでしか得られないものでしょう。それを実現するのに、これ以上の役、これ以上の監督、これ以上の物語はありません。とても楽しみにしています」。アニャは成長するための挑戦と、それに伴う努力は惜しまないということだろう。
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Source: AP Archive