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『アクアマン2』『ザ・フラッシュ』2021年に撮影見込 ─ スピンオフ映画『ザ・トレンチ』も進行中

エズラ・ミラー ジェイソン・モモア
[左]Photo by THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42867509995/

ワーナー・ブラザースがDCコミックス映画の再編を進め、『ジョーカー』(2019)が世界的ヒットを記録する中、『ジャスティス・リーグ』(2017)以前のメンバーは今後も帰ってくる。『アクアマン』(2018)の続編となる『アクアマン2(仮題)』、エズラ・ミラー主演による待望の単独映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』の企画が着々と進められているのだ。

このたび、米Varietyは両作の進捗状況を明かしている。アーサー・カリー/アクアマン役にジェイソン・モモアが復帰する『アクアマン2』は、2022年12月16日の米国公開を目指して、2021年初頭に撮影が開始される見込み。ただし現時点で、前作のジェームズ・ワン監督が再びメガホンを取るかどうかの正式発表はなされていない。

カムバックがしばらく先になるアクアマンに代わり、海底で…もとい水面下で作業が進められているのが、『アクアマン』に登場した海底種族トレンチを描くスピンオフ映画『ザ・トレンチ(原題:The Trench)』だ。プロデューサーを務めるジェームズ・ワンは、「モンスター・ホラー映画であり、スーパーヒーロー映画」という作品になるという一作で、現在は監督の検討が進められているという。なお、同じくプロデューサーのピーター・サフラン氏は、本作が『アクアマン2』に先がけて登場する旨を以前明かしていた

かたや『ザ・フラッシュ』には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』2部作のアンディ・ムスキエティ監督が就任し、企画開発が進められている。ただしVarietyによると、主演のエズラ・ミラーは『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の撮影に参加するため、本作の撮影は2021年以降になるとのことだ。もっともダンブルドア役のジュード・ロウは、「東京コミコン2019」にて、『ファンタビ』の撮影が2020年3月から夏にかけて行われることを明かしていた。『ザ・フラッシュ』の準備状況によっては、2020年内に撮影が開始される可能性もあるだろう。また、脚本を担当するクリスティーナ・ホドソンは、本作を執筆してから『バットガール(原題:The Batgirl)』に着手する。

そのほか「ジャスティス・リーグ」のメンバーからは、『ワンダーウーマン』(2017)の続編となる『ワンダーウーマン 1984(原題:Wonder Woman 1984)』は2020年6月米国公開予定。ベン・アフレック演じるバットマンは卒業、ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンは再登場の予定なしという状況だが、3人のヒーローはこれからが本番だ。レイ・フィッシャー演じるサイボーグの単独映画については進捗がまったく聞こえてこないが、こちらも続報を待ちたい。

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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