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『アベンジャーズ』主要出演者、シリーズ第4作で出演契約満了へ ― マーベル社長は「フィナーレになる」と明言

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバースを黎明期から支えてきた俳優たちが、いよいよヒーローとしての役目を終えることになるのかもしれない。
Vanity Fair誌によると、アベンジャーズ』(2012)の主要出演者が、2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』をもって出演契約を満了するという。

アイアンマンキャプテン・アメリカソーら勇退へ?

Vanity Fair誌が『アベンジャーズ』第4作をもってマーベルとの出演契約を満了すると伝えているのは、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ブルース・バナー/ハルク役のマーク・ラファロ、トニー・スターク/アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソン、ソー役のクリス・ヘムズワース、クリント・バートン/ホークアイ役のジェレミー・レナーだ(順序は原文通り)。
全員が『アベンジャーズ』シリーズになくてはならないヒーローであり、マーベル・シネマティック・ユニバースに不可欠の存在だが、これまでのストーリーを一度締めくくる『アベンジャーズ』第4作をもって契約満了となることは自然な流れといえるかもしれない。

同誌の記者は『アベンジャーズ』第4作の撮影現場を取材した際、撮影の合間に携帯ゲームにのめり込んでいる彼らの姿を目撃している。残念ながらその様子をカメラで撮影することは叶わなかったようだが、クリス・ヘムズワースは記者に対してこう語ったというのだ。

「この様子を誰かに撮ってもらえないかと思ってたんですよ。こうやって遊べるのは今回が最後になるだろうって、みんなが思ってるんです。」

もっとも『アベンジャーズ』第4作のあと、一旦は契約を満了した出演者たちが、新たに契約を更新する可能性もある。現にロバート・ダウニー・Jr.は、『アイアンマン3』(2013)で一度契約を終えたのち、映画に主演しないという条件で契約を更新しているというのだ。
契約を更新する可能性が比較的高いとみられるのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でタイカ・ワイティティ監督との仕事に心酔したというクリス・ヘムズワースや、ブラック・ウィドウの単独映画が水面下に存在するとささやかれるスカーレット・ヨハンソンらだろう。その一方、かねてより監督業への興味を示しており、「キャプテン・アメリカ卒業説」が有力視されているクリス・エヴァンスは契約を更新しないものと予想される。

マーベル社長、「フィナーレになる」と断言

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』および『アベンジャーズ』第4作を手がけるジョー・ルッソ監督(アンソニー・ルッソと共同)は、かつて「強い衝撃に備えてほしい」「あらゆるものにはいつか終わりが来るべき」述べて、ヒーローの退場を示唆していた。しかし作品の内容やストーリーの全貌が明かされていない以上、『アベンジャーズ』第4作でどのキャラクターが退場するのか(しないのか)、闇の帝王サノスとの対決がいかなる展開を迎えるのかはまったく予想できない。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、Vanity Fair誌で『アベンジャーズ』第4作について「ヒーロー映画でかつて見たことのないものになります。フィナーレですね」と話している。「ヒーロー映画で見たことのないフィナーレ」とあっては単純にハッピーな大団円を想像しづらいが、社長はこうも述べているのだ。

「ふたつの時代にはっきりと分かれます。『アベンジャーズ4』以前と、それ以降です。みなさんが予想しないものになりますよ。」

このところマーベル・スタジオは、来たる大きな区切りを前にしてヒーローたちのバトンタッチを着々と準備してきた。ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)、スパイダーマン(トム・ホランド)、ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)、そしてまだ見ぬキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は、確実に「それ以降」を牽引する重要な存在となるだろう。ただしその時、私たちの馴染み深いヒーローは表舞台を去っているのかもしれない。

こうした中、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンは新時代への期待を明かしている。

「次の世代がいることを、本当に心から喜んでいますよ。うれしくも悲しくもありますけど、ポジティブですね。」

なお、マーベル・スタジオは『アベンジャーズ』第4作以降に20本の新作映画を計画しているという。これからも確実に続いていくマーベル・シネマティック・ユニバースには、まもなく大きな転換点がやってくるのだ。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)より全米公開予定。

Source: https://www.vanityfair.com/hollywood/2017/11/marvel-cover-story
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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