『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』新脚本家に「ロキ」マイケル・ウォルドロンが決定 ─ 『シークレット・ウォーズ』とダブル担当

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の次なるクロスオーバー超大作『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の新たな脚本家が『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)や「ロキ」(2021-2022)のマイケル・ウォルドロンに決定したようだ。米Deadlineが伝えている。
『アベンジャーズ』シリーズ第5弾となる『ザ・カーン・ダイナスティ』はもともと『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)執筆のジェフ・ラブネスが就任していたはずだったが、情報筋からはすでに離脱していると囁かれていた。また、監督を務める予定だった『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)デスティン・ダニエル・クレットンも、スケジュール都合で降板している。
新たにペンを執るマイケル・ウォルドロンは、『ザ・カーン・ダイナスティ』の続編となる『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』の担当も決まっていたので、巨大二篇を一挙に手がけることになる。すでに『マルチバース・オブ・マッドネス』と「ロキ」でマルチバースを取り扱っているウォルドロンには、マーベル・スタジオから厚い信頼が寄せられているようだ。
『ザ・カーン・ダイナスティ』は引き続き監督不在。2026年5月のUS公開に向け、現在は後任探しが行われているところだろう。
ちなみにウォルドロンは、ケヴィン・ファイギがプロデュースする『スター・ウォーズ』新作映画を執筆していたこともあったが、こちらは企画が頓挫したためお蔵入りとなったと見られる。
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Source:Deadline