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『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』は『アベンジャーズ』新作に直結 ─ 予告編公開は「もう少し先」

『アントマン』シリーズの第3作となる『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』が、2025年春公開『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』に直結することがわかった。主演のポール・ラッド、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、ディズニーの巨大イベント「D23 Expo」にて明かした。米/Filmなどが報じている。

『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ5を開幕する一作。ポールによると、フェイズ5は『カーン・ダイナスティ』に直接繋がる長いストーリーラインで、本作がその始まりになるという。「今回はとんでもないですよ。ちょっと矛盾した表現ですが、僕たち小さなヒーローが巨大なことをするわけです」と述べ、従来の『アントマン』シリーズとは異なるものになると強調した。

キーパーソンとなるのは、やはりヴィランの征服者カーン(演:ジョナサン・メジャース)だ。ポールは「(メジャースは)素晴らしいですよ。彼がすべてを新たな領域に導くのです」とコメント。米The Hollywood Reporterによると、会場限定で上映された映像では、カーンがアントマン/スコット・ラングの娘・キャシーをさらい、スコットに取引を求める様子が映し出されたという。なにやらカーンは、自分が失った何かをスコットに盗み出させようとするらしい……。

また今回上映された映像では、前作『アントマン&ワスプ』(2018)や「ワンダヴィジョン」(2021)に登場したジミー・ウー捜査官(演:ランドール・パーク)が再登場することも判明。前回以上の活躍とユーモアにも期待したい。

ちなみにケヴィン・ファイギ社長によると、本作の予告編が正式公開されるのはもう少し先になるとのこと。フェイズ4は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で幕を閉じるが、同作は2022年11月11日公開予定。その頃にはなんらかの映像がお目見えとなるか?

出演者にはアントマン/スコット・ラング役のポール・ラッド、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリー、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファーが続投。娘のキャシー役には『名探偵ピカチュウ』(2019)キャスリン・ニュートンが新たに起用され、ヴィランの征服者カーンを『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)ジョナサン・メジャースが演じる。そのほか、ビル・マーレイが出演するほか、コミックの人気ヴィランM.O.D.O.K.も登場する(俳優不明)。

映画『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』は2023年2月17日に米国公開予定。監督はシリーズ前2作のペイトン・リードが務め、脚本は「リック・アンド・モーティ」のジェフ・ラブネスが執筆した。

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Sources: The Hollywood Reporter, /Film, IGN

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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