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「ストレンジャー・シングス」、すっかり大人になったキャストの成長は「執筆にプラスになりました」とダファー兄弟

ストレンジャー・シングス
Netflix

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)は、シリーズ開始時ほぼ無名だった子役たちをトップスターへと導いてきた。シーズン1では大体11~14歳だった子役たちも、シーズン4を迎えた今では17~20歳の青年となった。

物語のタイムラインは3年ほどしか経っていないため、すっかり大人になった若手キャストの姿に戸惑いを覚えるファンも少なくない。特にシーズン4は、パンデミックの影響で約3年のブランクを経てリリースされたため、キャストたちの成長ぶりが顕著な印象だ。しかしクリエイターのダファー兄弟によると、意外にもキャストの成長は脚本執筆に有利に働いたようだ。米The Hollywood Reporterで明かしている。

キャストの年齢が脚本にどう影響したか?という質問に対し、マット・ダファーは「制作が中断されたことで、子供たちがどれだけ変化したかを初めて確認することができ、執筆にプラスになりました。また、初めて撮影前にすべての脚本を完成させることができたんです。6ヶ月のズレがあっても、(見た目の変化は)思ったほど劇的なものではありませんでした」と回答。さらには、シーズン4よりも「シーズン2からシーズン3にかけての変化が、1番衝撃的でしたね」と明かした。

続けてロス・ダファーも「シーズン4では『僕たちの想像よりも大人っぽくなっているはずだ』と想定していたので、それに合わせて書き、さらに成長させたんです」と補足。そして「毎回成長して現れるのはショックですが、シーズン3よりはショックが少なかったです。彼らが大きな変化を遂げた時期でしたから。(シーズン3では)『これは誰だ?』という感じでした(笑)」と述べ、シーズン3で最も衝撃を受けたというマットの意見に同意した。

「ストレンジャー・シングス 4」
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」独占配信中

最終シーズンとなる「ストレンジャー・シングス5」は、2024年に配信が予定されている。シーズン5の脚本作業はすでに開始しており、ホッパー役のデヴィッド・ハーバーによると、撮影は2023年に開始の見込みだ。またしても前シーズンから間が空くため、どんどん大人になる若手キャストたちの変化が脚本に影響するのか気になるところだ。

Source:Hollywood Reporter

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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