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DC映画『ザ・バットマン』主演ロバート・パティンソン、プレッシャー吐露「話す度にファンの気分を害してしまう」

ロバート・パティンソン
Photo by Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Robert_Pattinson_Premiere_of_The_Lost_City_of_Z_at_Zoo_Palast_Berlinale_2017_03.jpg

2022年、DCコミックスの看板キャラクター、バットマンが新作映画『ザ・バットマン』にて新たに生まれ変わる。アダム・ウェストにはじまり、近年ではクリスチャン・ベール、ベン・アフレックと代々受け継がれてきたバットマンを、新たに演じるのはロバート・パティンソン。ハリウッドを代表する若手俳優のひとりだ。

パティンソンの出演が決まったのは、2019年5月頃。次期バットマン役のキャスティングに世間は大きく注目していたわけだが、この期待を一身に背負う形で、パティンソンは『ザ・バットマン』への出演を決めたのだ。もっとも、歴史あるキャラクターを演じるにあたり、パティンソン本人も並々ならぬプレッシャーを感じていたようで、撮影開始の数ヶ月前にあたる2019年11月に、その心境を米nprに吐露していた。

アンチヒーローの代表格であるバットマンについて、「彼(の行い)は倫理的にグレーだと思いますか」と問われたパティンソンは、「思うことはたくさんあります」と返答。自身が過去に演じてきたキャラクターを引き合いに出しながら、バットマン役がどれだけ重責なのかを語っている。

「これまで多くの映画を経験してきて、部分的に極悪非道なキャラクターを演じたこともありました。こうした役のプロモーションで、僕が何かを発言しても気にする人はいませんでした。それで気づいたんです。バットマンについて何か一言でも話すたびに、『バットマン』ファンの気分を害してしまうどっしりとしたもの(責任)に。」

その一方で、パティンソンはこうも語る。「けれど、バットマンそのものについて興味深いのは、基本的にはそれぞれ違うやり方で演じられてきたということです」。その通り、これまで歴代の役者ごとに異なるバットマン像が作り出されてきた。こうした事実を踏まえた上で、パティンソンは前向きに考えようとしていたのだろう。「コミックの範囲は広いですから。映画もそう。もし歴史に忠実なバットマンを演じようとするなら、どのようにでも演じられます」と語った。「これこそ(監督の)マット・リーヴスが導こうとしているものだと思いますし、そうしたいんだと思います」。

ちなみに、『ザ・バットマン』の撮影は、1年以上の期間を経て2021年3月中旬に終了した。パティンソンのプレッシャーも幾らか和らいだはずだ。

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Source: npr

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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