DC『ブラックアダム』に『エスター』やリーアム・ニーソン映画のジャウム・コレット=セラ監督が交渉中 ─ 『シャザム!』と対をなすヴィラン描く

ドウェイン・ジョンソン主演で予定されているDC映画『ブラックアダム(原題:Black Adam)』に、ジャウム・コレット=セラが監督交渉中だ。米Deadlineが報じている。
『ブラックアダム』は、2019年4月に公開され話題を呼んだ『シャザム!』関連作品。シャザムと同等の能力を持ち支配欲求に駆られたヴィランで、本作の主な原案のひとつとなった「NEW 52」シリーズのコミックではメイン・キャラクターの1人としてシャザムの前に立ち塞がった。当初は『シャザム!』で実写初登場を果たす予定だったが、企画検討を経て単独作デビューまで持ち越しとなっている。
ジャウム・コレット=セラ監督は、2005年のホラー映画『蝋人形の館』でデビューした後、『エスター』(2009)でも高評価を獲得。2011年の『アンノウン』ではリーアム・ニーソンと意気投合し、その後『フライト・ゲーム』(2014)『ラン・オールナイト』(2015)『トレイン・ミッション』(2018)と、リーアムと共に立て続けに映画を作った。「ジャウム監督は仕事が早い」というリーアム曰く、そちらでも次回作を進めているとのこと。
ジャウム監督とDCコミックス/ワーナー・ブラザース映画といえば、一時は『スーサイド・スクワッド』続編にも有力候補者として交渉に入っていたとされている。ところがこの時、ディズニー実写映画『ジャングル・クルーズ(原題:Jungle Cruise)』の監督に就任したことによって交渉は決裂。ちなみに『ジャングル・クルーズ』はドウェイン・ジョンソン主演作なので、『ブラックアダム』が実現すればドウェインと再タッグということになる。
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Source:Deadline




















