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【更新】『007』、黒人ジェームズ・ボンドの可能性は「いずれ」健在 ─ 筆頭はイドリス・エルバ

イドリス・エルバ
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Idris_Elba-4822.jpg Remixed by THE RIVER

※更新情報
この記事で伝えられた内容は、アントワーン・フークア監督の代理人によって否定されました。

(以下、記事初出時の内容)

次期ジェームズ・ボンド役について、映画『007』シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリ氏が非白人俳優の登用に前向きな考えを示している。英Daily Starが伝えた。

ダニエル・クレイグの後に誰がジェームズ・ボンドを演じるか。全世界注目のこの話題は、これまでに『007 スペクター』(2015)撮影後にクレイグが「今すぐボンド役を再演するくらいなら手首を切る」と語っていたなど、様々な報道がなされてきた。イドリス・エルバやトム・ヒドルストンといったイギリス人俳優の他、マイケル・ファスベンダーやクリス・ヘムズワースなどの名が上がったこともある。結局、2017年後半になってダニエルがシリーズ続投を公に認めたことで目下のざわめきは止んだが、契約は次回作で終了となるため、次期ボンド役は依然として空席となっている。

この次期ボンド役について、『マグニフィセント・セブン』(2016)『イコライザー2』(2018)などで監督を務めるアントワーン・フークアが、ブロッコリ氏と議論を交わしたそうだ。

監督は、ブロッコリ氏は白人以外の少数民族がボンド役を演じる「時が来た」と感じており、今すぐでなくとも「いずれ起きる」と信じているという。ちなみに、以前行われたDaily Mailの取材で「女性版ボンドや黒人版007が実現する可能性はありますか」と尋ねられた際も、ブロッコリ氏は「(『007』は)時代を象徴するシリーズ。限界に少し挑むよう、いつも心がけています」、続けて「どんな事だって起こり得ます」と返している

ダークタワー
『ダークタワー』より

非白人のボンドが実現するとすれば、その候補の中でも最有力とされるのが『マイティ・ソー』シリーズのヘイムダル役としても知られるイドリス・エルバだ。フークア監督もイドリス・エルバがボンドを演じることについて、「もしトレーニングをしてれば、イドリスはできると思いますよ。体格的に強そうな人じゃないといけませんからね。イドリスにはそれがある」と語っている。しかし、当の本人は、以前行われたGMAによるインタビューで「正直言うと、俺はちょっと年取り過ぎてると思うよ」と述べており、思い切り乗り気というわけではなさそうだ。

全世界が注目している次期ボンド役。果たして誰が選ばれるのか…?

Sources: Daily Star
Eyecatch Image:Photo by Harald Krichel

 

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。