DC『ブラックアダム』撮影、2021年に延期か ─ 主演ドウェイン・ジョンソン、新作『レッド・ノーティス』撮影へ先に参加

DC映画『シャザム!』(2019)の主人公、シャザムの宿敵である人気ヴィランを描く単独映画『ブラックアダム(原題:Black Adam)』の撮影開始が、2021年にずれ込む可能性が浮上してきた。米The Hollywood Reporterが報じている。
本作の撮影は2020年夏にも開始予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて一時保留となっている。主演を務めるドウェイン・ジョンソンは、映画『レッド・ノーティス(原題:Red Notice)』にも出演を控えているが、同作も3月中旬から中断されている状況だ。報道によれば、現在までの計画でドウェインは、9月より『レッド・ノーティス』の撮影を再開・完了させてから、『ブラックアダム』の撮影に挑むことになるという。その為、『ブラックアダム』の撮影が2021年に後ろ倒しになるということなのだ。
現時点で『ブラックアダム』の米国公開日は、2021年12月22日に予定されている。報道の通り、本作の撮影が2021年から開始されたとして、公開までに無事ポスト・プロダクション(撮影後作業)が間に合うかどうかは不明。それこそ、先の読めない新型コロナウイルスが更に感染拡大を見せ、『レッド・ノーティス』の撮影が再延期となれば、少なからず『ブラックアダム』の公開日にも影響は出るだろう。
“映画版ブラックアダム”は一種のダークヒーローとして描かれることが明らかになっている。主演のドウェインほか、分子構造や身長、体重を自在に操る特殊能力を持つスーパーヒーロー、アトムスマッシャー役で『好きだった君へのラブレター』シリーズなどで知られるノア・センティネオが出演する。なお、ドウェインは8月23日(日本時間)より開催されるDC史上最大のお祭り「DC ファンドーム(DC Fan Dome)」にゲスト登場する予定だ。
映画『ブラックアダム』は2021年12月22日に米国公開予定。
Source: THR