マーベル『ブレイド』に『X エックス』『サスペリア』ミア・ゴスが参戦決定

吸血鬼ハンター・ブレイドの物語を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)リブート版映画『ブレイド(原題)』に、エログロ描写で話題となったスラッシャー・ホラー映画『X エックス』(2022)などで知られる精鋭、ミア・ゴスが参戦することが発表された。米Deadlineが報じている。
『ブレイド』は、1990~2000年代にウェズリー・スナイプス主演で実写化された元祖マーベル映画を、MCUで新たに蘇らせる注目企画。現時点でゴスが演じるキャラクターは明かされていない。
ゴスは、色情狂であるヒロインの性遍歴を描いた衝撃作『ニンフォマニアック Vol.2』のP役で注目され、その一癖ある作品選びでも知られる俳優。『X エックス』では一人二役に挑み、『マローボーン家の掟』(2017)や『サスペリア』(2018)などホラー映画への出演が目立つゴアが、ダークヒーローのリブート版でどんな演技を見せてくれるのか期待がかかる。
『ブレイド』は、人間とヴァンパイアの混血として生まれた青年ブレイドが吸血鬼ハンターとして活躍する物語。時代設定は1920年代となることが噂されているが、以前として全容は謎に包まれている。
ブレイド役で主演するのは、『ムーンライト』(2016)『グリーンブック』(2018)でアカデミー助演男優賞に2度輝いたマハーシャラ・アリ。『マルコムX』(1992)などスパイク・リー監督作品で知られるデルロイ・リンドー、DCドラマ「クリプトン」(2018‐2019)のアーロン・ピエールも出演する。
もともと本作は、『シュガーランドの亡霊たち』(2019)のバッサム・ターリクがメガホンを取る予定で、2022年10月より撮影に入るはずだったが、その直前となる9月下旬に監督が降板。その後、『ベルファスト71』(2014)『ホワイト・ボーイ・リック』(2018)で監督を務めたフランス出身のヤン・ドマンジュが後任に決定し、米国公開日も2023年11月3日から2024年9月6日に変更となった。
映画『ブレイド(原題)』は2023年5月1日より撮影開始予定。
Source:Deadline