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ディズニー会長『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の再撮影を否定。『ハン・ソロ』は18~24歳の6年間を描く物語に

ウォルト・ディズニー・カンパニーで会長兼CEOを務めるボブ・アイガー氏が、『スター・ウォーズ』シリーズの今後を新たに語った。南カリフォルニア大学アネンバーグ・スクールのイベントに出席した同氏は、「エピソード8」にあたる『最後のジェダイ』のほか、ハン・ソロ(仮題)』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以降についての続報を明かしている。

『最後のジェダイ』キャリー・フィッシャーの死は影響なし

アイガー氏は、シリーズでレイア姫を演じてきたキャリー・フィッシャーが2016年末に急逝したことに言及し、新3部作の次回作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に新たな変更は加わらないことを明らかにした。ハリウッド・レポーター誌は、氏の発言をこう報じている。

「ルーカスフィルムを買収した際、われわれは、エピソード7・8・9という3本の映画を製作しようと考えていました。2016年の終わりには、悲しい出来事に向き合わねばなりませんでした。けれどもキャリーはエピソード8(『最後のジェダイ』)の全編に登場します。彼女を失ったことに対応するため、エピソード8の内容を変更することはしていません。彼女の演技はエピソード8にそのまま残っています。『ローグ・ワン』ではデジタル・キャラクターを採用しましたが、キャリーに同じ方法は使っていません」

キャリーの死後、一部には『最後のジェダイ』の大規模な再撮影が行われるという噂もあったが、アイガー氏はこれをきっぱりと否定した格好だ。またルーカスフィルムは、以前「レイア・オーガナをデジタルで演じさせるつもりはありません」という公式見解を発表しており、その方針に変更がないこともうかがえる。

ちなみにウォール・ストリート・ジャーナル誌のベン・フリッツ記者は、アイガー氏が登壇したイベントでインタビューを実施しており、『最後のジェダイ』でルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)がやはり大きな役割を担うこと、そして「たくさん喋る」らしいことを聞き出している。

『ハン・ソロ』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』その後は?

またアイガー氏は、単独映画『ハン・ソロ(仮題)』の内容を、これまで発表されている以上に詳しく語ってくれている。同作はハン・ソロの18歳から24歳までの6年間を描く作品であり、「とある乗り物を手に入れたり、とあるウーキーと出会ったりする」ストーリーになるとか。さらに、「いかにして彼が名前を得たのかもわかる」という。そもそも「ハン・ソロ」と呼ばれる以前、彼はどのように呼ばれていたのか……。『ローグ・ワン』とはまた別の意味で、前日譚ならではの魅力が詰まった作品になりそうだ。

ちなみにディズニーとルーカスフィルムは、すでに『エピソード9(仮題)』以降の構想をスタートさせているという。

「『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以降に起こりうることについて話し始めているんです。『スター・ウォーズ』のストーリーの、また別の15年間に起こることについてね」

そういえば『ローグ・ワン』の原案を手がけたジョン・ノール氏も、アナザー・ストーリーのアイデアがもうひとつあることを明かしていた。そのアイデアは全体の4分の3が固まっており、「最後を決められれば、キャシー(ルーカスフィルム社長、キャスリーン・ケネディ)も気に入ると思う」というが……。

いずれにせよ、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のあとも物語は続き、同時にアナザー・ストーリーもシリーズとして継続されることになりそうだ。もうしばらく、『スター・ウォーズ』が完結することはなさそうである。ファンは安心すべきか、それとも心配すべきか……。

Sources: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/star-wars-bob-iger-reveals-new-han-solo-details-talks-what-happens-episode-ix-988348
http://variety.com/2017/film/news/bob-iger-star-wars-han-solo-spinoff-details-1202015089/
http://screenrant.com/star-wars-rogue-one-movie-spinoffs/
Eyecatch Image: https://www.instagram.com/p/BPqBSPZBRoo/ (Instagram: Rian Johnson)
© Disney
TM & © Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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