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『007』シリーズ最新作『BOND 25』クリストフ・ヴァルツの出演が判明 ─ 前作『スペクター』に続いての登板

クリストフ・ヴァルツ
Photo by Manfred Werner (Tsui) - CC by-sa 4.0 https://en.wikipedia.org/wiki/File:Christoph_Waltz_Viennale_2017_f.jpg

ダニエル・クレイグ主演、『007』シリーズ最新作『BOND 25(仮題)』クリストフ・ヴァルツが再登場することがわかった。かねてより出演の噂はささやかれていたが、2019年7月11日(米国時間)ごろからインターネット上での報道が過熱。米VarietyDeadlineほか大手メディアも出演の事実を確認したと伝えている。

ヴァルツが演じるのは、前作『007 スペクター』(2015)に続いて、フランツ・オーベルハウザー/エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役。シリーズの人気キャラクターで、過去には『007は二度死ぬ』(1967)でドナルド・プレザンス、『女王陛下の007』(1969)でテリー・サバラスが、『007 ダイヤモンドは永遠に』 (1971)でチャールズ・グレイ、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』 (1983)でマックス・フォン・シドーが演じていた。

『スペクター』で暗躍の末に逮捕されたブロフェルドが、一体どのような形で本作に登場するのか。あくまで噂レベルの情報ではあるが、米The Playlistによれば、レア・セドゥ演じるマドレーヌ・スワンが獄中のブロフェルドを訪ね、ラミ・マレック演じる悪役について聞き出す場面が存在するという。「『羊たちの沈黙』(1991)風の登場」と伝えているが、真相はいかに。

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なお『BOND 25』には、ヴァルツやセドゥ以外にも、M役のレイフ・ファインズ、ビル・タナー役のロリー・キニア、Q役のベン・ウィショー、ミス・マネーペニー役のナオミ・ハリス、そしてフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが再登場する。物語が『スペクター』と繋がっているのか、それとも登場人物を共有する全く新たなエピソードになるのかは分かっていない。

クリストフ・ヴァルツは『イングロリアス・バスターズ』(2009)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。近作には『アリータ:バトル・エンジェル』(2018)や『ダウンサイズ』(2017)などがある。

映画『BOND 25(仮題)』は2020年 日本公開予定。

メインの悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック

Sources: Variety, Deadline, The Playlist

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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