『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』日本公開日が再決定、11月20日に ─ 新型コロナウイルスの影響で大幅延期、米国に先駆けての登場へ

『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の新たな日本公開日が2020年11月20日(金)に決定した。
本作はもともと2020年4月10日(金)に日本公開される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、MGM&ユニバーサル・ピクチャーズと製作陣が全世界の映画興行の状況を考慮し、劇場公開が世界的に延期となっていた。新たな英国公開日は11月12日(木)、全米公開日は11月25日(水)として告知されており、このたび、日本では米国に先がけての劇場公開が決定したことになる。
本作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)からジェームズ・ボンド役を演じてきたダニエル・クレイグにとって最後のボンド映画となる見込み。脚本・監督には『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)、ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガが起用された。
ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカの地で穏やかな生活を満喫していた。ところが、CIA 出身の旧友フェリックス・ ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わりを迎える。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なものだったのだ。やがて、ボンドは脅威をもたらす最新技術を有する黒幕を追うことになる……。
本作にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグのほか、『007 スペクター』(2015)からマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、『007 慰めの報酬』(2008)からフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが復帰。M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリスも続投する。新キャストとして、“シリーズ最凶の悪役”サフィン役のラミ・マレック、「00」エージェント・ノミ役のラシャーナ・リンチ、パロマ役のアナ・デ・アルマスらが登場する。
主題歌を担当するのは、第62回グラミー賞にて史上最年少18歳で主要4部門受賞、5冠の快挙を達成したビリー・アイリッシュ。『007』シリーズとしては史上最年少での起用となり、主題歌「No Time To Die」は大きな話題を呼んでいた。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年11月20日(金)全国ロードショー。
▼新型コロナウイルスによる影響
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