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ジョン・ボイエガ、マーベル映画出演の話し合いに参加していた ― ブレイド役就任には消極的

パシフィック・リム:アップライジング
©THE RIVER

映画『スター・ウォーズ』新3部作のフィン役で知られ、『パシフィック・リム:アップライジング』(4月13日公開)で主人公ジェイク・ペントコスト役を演じるジョン・ボイエガが、マーベル映画への出演に向けて話し合いに参加していたことがわかった。
米国ワシントンD.C.にて行われたイベント「Awesome Con」にてボイエガ自身が語っている。

日本のマンガやアニメを含め、ありとあらゆるポップカルチャーへの愛情が深いボイエガは、かつてマーベル・コミックならブレイド、DCコミックスならジョン・スチュワート/グリーン・ランタンを演じることに興味を示していた。その際、ボイエガは「ブレイドはウェズリー(・スナイプス)のもの。ウェズリーに会ってみたい」述べている。

このたびイベントに登場したボイエガは、ブレイドのコスプレをしたファンに、今後ブレイド役を演じる可能性があるかどうかを尋ねられている。すると彼は、その返答で自身の考えをはっきりと明らかにしたのだった。

「もしブレイド役を演じたら、ウェズリーを軽視することになってしまいます。僕はウェズリー演じるブレイドが大好きですから。」

ちょっと残念な気もするが、これこそボイエガなりの誠意の表れだろう。コミック映画・ヒーロー映画が現在ほどの人気を得ていなかった2000年前後、ウェズリー・スナイプスが演じたブレイドは、現在でもファンの心に強く残っているキャラクターなのだ。ちなみに2016年、マーベル・シネマティック・ユニバースを主導するマーベル・スタジオは、いずれ映画版『ブレイド』を再び製作することを示唆。スナイプスも「あらゆる可能性についてオープン」だと述べて再演の未来を否定していない。

もっとも、ボイエガが今後マーベル映画に登場することがありえないわけではなさそうだ。このイベントでボイエガは、マーベル映画に出演する可能性について、マーベルとの話し合いに参加したことを明かしている。ただし実現するとしても、それは今後すぐの話ではないとのこと。

ブレイド役に就任しないとすれば、マーベル映画でボイエガが演じるのは一体誰になるのだろうか。一部の映画ファン、コミックファンの間では、『ブラックパンサー』(2018)の続編に登場を求める声や、あえてヴィランを演じることを期待する声もあるようだが……?

ボイエガの主演最新作、『パシフィック・リム:アップライジング』は2018年4月13日全国ロードショー

Source: BOUNDING INTO COMICS, SR
©THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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