『ブラックパンサー』全世界興行収入10億ドル達成 ─ 公開から26日で

2018年3月10日、マーベル映画『ブラックパンサー』の全世界興行収入が10億ドルに到達したことがわかった。全米公開からわずか26日目にしての記録となった。The Hollywood Reporterが伝えている。
10億ドルの興行収入を挙げた映画としては、史上33番目。ディズニー作品としては16作目となる。マーベル・シネマティック・ユニバース作品に絞ると、『アベンジャーズ』(2012)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)『アイアンマン3』(2013)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に継ぐ全世界記録だ。ヒーロー単独作の一作目としては記録的な快挙である。
全米国内に限ると、『アベンジャーズ』(2012)に継ぐMCU史上2位の大ヒット。黒人ヒーローの活躍による華々しさが人気の根底にあったが、この文化圏から外れたアジアでの客入りが懸念されていた。一大市場となる中国では2018年3月9日より上映となったが、平日金曜となった公開初日のみで推定2,270万ドルの強力な追い風となった。これは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の中国における初週末記録の2,870万ドルにわずか一日で迫る数値だ。
ここ日本では、公開初週末記録が293万ドル。同じく初登場の『映画ドラえもん のび太の宝島』の790万ドルに大きな差をつけられる形となり、週間ランキングでは2位を記録していた。