『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』、ディズニープラスで視聴数記録を樹立

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)が、ディズニープラスの世界プレミア配信で最も視聴されたマーベル作品となった。米Deadlineが報じている。
2023年2月1日に世界中のディズニープラスでプレミア配信された本作の視聴数の具体的な数値は明かされていないが、ディズニーは最初の5日間のストリーミング時間に基づいて統計を出したと発表している。
米国のスマートテレビ300万台のパネルで視聴率を独自に測定しているSamba TVによると、『ワカンダ・フォーエバー』の配信初日から4日間の視聴数は米国で210万世帯にのぼる見込み。これは、同じくディズニープラスで配信された『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)と同じ数字だ。『ソー:ラブ&サンダー』(2022)は220万世帯、米HBO Maxで配信されたDC映画『ブラックアダム』は150万世帯だったとのこと。
また上記4作品を比較した場合、『ワカンダ・フォーエバー』の視聴世帯の内訳は、アフリカ系世帯が44%増、ヒスパニック世帯が27%増、成人20~24歳の世帯が9%増となっており、アフリカ系世帯とヒスパニック世帯の視聴傾向が圧倒的に強いとの結果が出ている。
ライアン・クーグラー監督による続編は、全世界で8億4230万ドルの興行収入を記録。2023年(第95回)アカデミー賞で『ワカンダ・フォーエバー』は5部門で候補となっており、MCU作品の出演者として初めてアカデミー賞演技賞にノミネートされたアンジェラ・バセットが、助演女優賞で受賞となるか注目が集まっている。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はディズニープラスにて配信中。
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Source:Deadline