『キャプテン・マーベル』サミュエル・L・ジャクソン、CGで25歳の「若返り」 ─ 全編デジタル若返りとして初

2019年3月米国公開のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『キャプテン・マーベル』より、ニック・フューリー役で出演するサミュエル・L・ジャクソンは、CGによって若返った姿で全編通じて登場することがわかった。マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギが、米Slash Film誌による最新インタビューで明かしている。
『キャプテン・マーベル』は、1990年代を舞台に、ブリー・ラーソン演じる主人公キャロル・ダンバースが宇宙最強のヒーローの一人へとなっていく姿を描く物語。つまり『アベンジャーズ』(2012)以前の時系列となるため、フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)がCGを用いて若き姿で登場することも話題を集めていた。
この度ケビン・ファイギは、CGによる若返りの話になると「今撮影している映画(『キャプテン・マーベル』)で、サミュエルは劇中の間ずっと、25年若い姿のままなんですよ」と明かしている。さらに「ある場面で(若い姿を)ちらりと見せるのではなく、ずっとその姿のままという最初の映画になるでしょう」と付け加えた。
CGで登場人物を実年齢よりも若く見せた例としては、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に登場した若きトニー・スタークが登場。顔の筋肉から表情に至るまでリアルに再現されていた(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のカート・ラッセルは特殊メイクを併用)。『キャプテン・マーベル』で観られるであろうフレッシュなフィル・コールソン、そしてニック・フューリーにも期待せずにはいられない…!
映画『キャプテン・マーベル』は、2019年3月8日より米国公開。アンナ・ボーデン&ライアン・フレックの新鋭コンビが監督を務める。
Source: Slash Film