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ディズニー&ルーカス・フィルムと「マンダロリアン」ジーナ・カラーノが和解

Gina Carano ジーナ・カラーノ
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SDCC_2015_-_Gina_Carano_(19136144843).jpg

米ウォルト・ディズニー・カンパニー/ルーカスフィルムと、『スター・ウォーズ』ドラマ「マンダロリアン」でキャラ・デューン役を演じたジーナ・カラーノが和解に至った。

格闘家出身のカラーノは、『デッドプール』(2016)でエンジェル・ダスト役を演じるなど映画界で活躍。2019〜2020年に配信された「マンダロリアン」シーズン1・2では、主要キャラクターのひとりであるキャラ・デューン役として人気を集めた。しかし2021年2月、SNSでの政治的な投稿が物議を醸し、ルーカスフィルムが「彼女とは今後一切仕事をしない」とする声明を発表。事実上の解雇となった。

2024年2月、カラーノは不当解雇を理由にディズニーとルーカスフィルムを提訴。X(旧Twitter)を運営するイーロン・マスク氏が、プラットフォームを通じて法的支援を提供する意思を示したことも、大きな話題となった。

今回の和解にあたり、ルーカスフィルムは米Varietyを通じて声明を発表している。

「ウォルト・ディズニー・カンパニーとルーカスフィルムは、ジーナ・カラーノ氏による弊社に対する未決の訴訟につきまして、解決のための合意に達しましたことをお知らせいたします。カラーノ氏は、監督や共演者、スタッフから常に高い評価を受けており、仕事中に対して優しさと敬意と共に接しながら、自身の技術を磨くために努力を重ねて来られました。この訴訟が解決したことで、カラーノ氏と将来一緒に仕事ができる機会を模索していくことを楽しみにしております。」

カラーノも自身のXで和解を報告し、イーロン・マスクについて、直接会ったことはないが「私の訴訟費用を支援してくださった」と感謝。「新たなページをめくり、次なるチャプターに進めることが楽しみです。私の情熱は芸術の中にあります。皆さんとご一緒できることを願って。ええ、今は微笑んでいます」と綴った。

和解の詳細は非公表ながら、ルーカスフィルムは将来の協業の可能性に言及。カラーノのキャラ・デューン再登場が実現するか、注目が集まっている。

Source:Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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