キアヌ・リーブス『コンスタンティン』続編決定 ─ 前作の監督・プロデューサー陣が再集結

キアヌ・リーブス主演、2005年に公開され人気を博したDC映画『コンスタンティン』続編映画の製作が決定した。米Deadlineが報じている。
主演のキアヌはもちろん、1作目の監督フランシス・ローレンスも続投する。製作には重鎮プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラやアーウィン・ストッフ、アキヴァ・ゴールズマンも復帰し、ゴールズマンは脚本のペンも執る。前作チームが集結したのに加え、J・J・エイブラムス率いるバッド・ロボット・プロダクションズもバックアップに入る。
『コンスタンティン』は、私立探偵にして悪魔祓いのジョン・コンスタンティンを描くオカルト・ダークファンタジー。かねてよりファンの間で続編が待望視されていたもので、キアヌも再演意欲を語っていた。2020年にはキャストや製作陣のリユニオン・イベントも実現していた。
一時はDCユニバースを統括するワーナー・ブラザース側に「別の計画がある」ため、キアヌ版コンスタンティンの再実現は難しいとされた。打って変わってこの度実現した裏には、新企業ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのもとで映画部門を統括するマイケル・デ・ルカ&パメラ・アブディによる仲介があったという。
『コンスタンティン』は現行のDC映画ユニバースに属さない旧作品。おそらくワーナー側にはかつて新コンスタンティンを創造する意向があったと見られる。2021年2月には、バッド・ロボットと共にHBO Max向けリブート計画も報じられており、若きコンスタンティンを描く内容と報じられていた。その後推進されることとなったワーナー・ブラザースの新方針では、HBO Max向け作品は重視されにくくなっている。これらの事情が変動した結果、ファン待望のキアヌ版続編映画が実現する運びとなった格好だ。
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Source:Deadline