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MCU初登場のワンダーマン、サノスを倒せるか ─ 主演が意味深回答「それはドラマの話? コミックの話?」

ワンダーマン
(C)2025 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダーマン」は、謎のベールに包まれた新機軸だ。

主人公はハリウッドで活躍したいと願う俳優志望のサイモン・ウィリアムズ。かつての人気スーパーヒーロー映画『ワンダーマン』のリメイク企画を聞きつけ、オーディションに挑むが……。予告編の時点ではスーパーヒーローもスーパーパワーも登場していない“業界コメディ”だ。

もっとも、コミックのワンダーマンは超人的な身体能力や飛行能力を持ち、ソーやセントリー(映画では『サンダーボルツ*』に登場)にも匹敵する超強力キャラクター。主演のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世は、米ComicBook.comの取材で「ワンダーマンはサノスに勝てたでしょうか?」と尋ねられると、「ずる賢い質問ですね」とニヤリとした。

「それは、このシリーズに登場する、私たちが知るサイモン・ウィリアムズの話ですか? それとも、コミックのページをめくると出てくるサイモン・ウィリアムズの話ですか? コミックの話なら、私はいつもワンダーマンを応援しています。(サノスとは)いい戦いになるでしょう。」

現時点では、ワンダーマンが今後のMCUに登場するかもわからない。再登場やクロスオーバーの可能性について、ヤーヤは「脚本家やプロデューサー、スタジオ幹部が答えることだと思いますが、実現すればいいなと思っています」と答えるにとどめた。

「サイモンについて、また僕自身にとっても、掘り下げられることはたくさんあります。機会があれば、サイモン・ウィリアムズを再びやれることにはとても興味がありますよ。野心と謙虚さ、自分の望みを叶えようとするプロセスを描いた物語です。人が望んだものを手に入れ、それをどう活かし、どんな人間になっていくのかを見るのは面白いこと。[中略]サイモンが望みを叶えたとき、何が起こるのかが楽しみです。」

ちなみにマーベル・スタジオのテレビ部門を統括するブラッド・ウィンダーバウムは、米Entertainment Weeklyにて、「ワンダーマン」シーズン2の可能性について「みなさんが見てくだされば検討されることでしょう」と話した。「たとえ唯一の物語になったとしても、見事な作品として成立しています。けれど最後まで見たら、もっと見たくなるはずです」。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスにて2026年1月より独占配信。

Source: ComicBook.com, Entertainment Weekly

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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