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ダニエル・クレイグ、新ジェームズ・ボンド俳優に興味ナシ ─ 「誰に演じてほしい?」の質問に「どうでもいいです」

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
NO TIME TO DIE © 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design © 2021 MGM. All Rights Reserved.

第6代ジェームズ・ボンドを演じ、現代的なキャラクターの解釈で絶大なる人気を誇ったダニエル・クレイグ。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)でボンド役を卒業したクレイグの後任について数々の憶測が飛び交う中、クレイグが究極の質問を投げかけられた。

Varietyの企画に登場し、質問の答えをボードに書き込むスタイルでインタビューに応じたクレイグ。「ジェームズ・ボンドのバトンを渡すとしたら、誰に演じてほしいですか?」と訊かれると、ボードに答えを書かず、困ったように笑いながら「どうでもいい(I don’t care)」と回答。クレイグはボードの上で手を動かしつつ、「(答えを)書いてるんじゃなくて、落書きしてるんです」と言い、特に次期ボンドを任せたい俳優に心当たりはないようだ。

そのほか、『007』に関する質問では、自身がボンド映画に何作出演したのかも即答できず、「1、2、3、4……」とゆっくりと数え、ため息をつきながら「5本かな?5本だね」と呟いた。Netflixの人気映画『ナイブズ・アウト』シリーズの探偵ブノワ・ブラン役のイメージが定着しつつあるクレイグには、第3作『Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(原題)』も待機中で、すでにボンド役は過去の栄光となっているのかもしれない。

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なお、次期ボンド役については、『キック・アス』シリーズや『ブレット・トレイン』(2022)などで知られるアーロン・テイラー=ジョンソンが決定したと報じられたが、その噂に対し、本人は「自分が姿を見せて物語を伝える作品についてしか話せません」と反応。それ以前には、イドリス・エルバタロン・エジャトンの名前も浮上していた。

時を同じくして、英The Sunは『それでも夜は明ける』(2013)のスティーヴ・マックイーン監督が『007』シリーズの製作陣と面会したと報道。取材に対し、マックイーンのエージェントは「ノーコメント」と答えたという。この報道によると、ボンド役のキャスティング作業も再開されたというが、事態の真相やいかに。

ちなみに、『007』シリーズ第26作を製作するAmazon/MGMスタジオでトップを務めるジェニファー・サルケは、「(俳優候補について)面白いと思うアイデアがたくさん浮かんでいます。ありとあらゆる選択肢があると思います」と発言し、型にはまらないキャスティングの可能性を示唆した。一体、誰が7代目ジェームズ・ボンドを演じることになるのか? その答えは正式発表を待つしかないだろう。

Source: Variety, The Sun

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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