トム・クルーズ、チャールズ国王戴冠式典で『トップガン』名ゼリフ披露 ─ 飛行しながら「陛下、いつでも僕のウイングマンに」

トム・クルーズが航空機に乗って帰ってきた。ただし映画のワンシーンではなく、英チャールズ国王の戴冠式での出来事だ。ロンドン郊外のウィンザー城で開催された祝賀コンサートで上映されたトリビュート映像に、トムが登場している。
イギリス王室において実に70年ぶりとなる戴冠式が現地時間2023年5月6日に行われた。翌日の5月7日にはウィンザー城の庭園に設けられた特別ステージで祝賀コンサートを開催。ケイティ・ペリーやライオネル・リッチー、テイク・ザットらによるパフォーマンスをチャールズ国王とカミラ王妃も楽しんだ。
リッチーのステージ直前に流れた「Did you know?」と称された映像では、チャールズ国王のこれまでの功績が讃えらえた。冒頭、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を演じたピアース・ブロスナンが「国王陛下はプリンス・オブ・ウェールズとして64年間、最も長く従事した王子ということをご存じですか?22歳でイギリス空軍の非常に訓練したパイロットとして翼を得たのです」と、チャールズ国王の経験を紹介。飛行訓練に臨む当時の映像が挟み込まれると、次は冒険家としても知られる作家ベア・グリルスが「彼は海軍の操縦士でもあり、艦隊航空隊にてコマンド部隊のパイロットも務めました」と繋いだ。
豊富な軍歴が語られたところで、私用機と思われる航空機を操縦するトム・クルーズが登場。マイク越しに「パイロットに告ぐ。国王陛下、いつでも僕のウイングマンに(You can be my wingman anytime)」と劇中の名台詞を用いてアナウンスする様子も、親指を立てた後、一気に下降する姿もまさに『トップガン マーヴェリック』のマーヴェリックのよう。国王への敬意を示す粋な演出は会場の観客をも興奮に包んだことだろう。
トムは、チャールズ国王の最初の妻、故ダイアナ妃の葬儀にも参列しているほか、『トップガン マーヴェリック』のロンドンプレミアにウィリアム皇太子とキャサリン妃を招いており、イギリス王室とは縁がある様子。チャールズ国王を航空機に同乗する機会も、実現するかもしれない?
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