【ネタバレ】「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2第1話、『サンダーボルツ*』との怪しい繋がりが描かれる

この記事には、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2第1話『ノーザンスター』のネタバレが含まれています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2第1話『ノーザンスター』のあるシーンでは、新登場となるCIAの謎多き人物ミスター・チャールズ(マシュー・リラード)が、ウィルソン・フィスク市長の執務室にふらりと現れる。

この場面では、州司法長官がフィスクの強権体制を問題視しており、今後は監視下に置くと宣告している。その緊迫の空気を無視し、カジュアルな服装で屋台の食べ物を手に入室し、ソファに我が物顔でドサリと座るチャールズを、司法長官や副知事らは不審に思う。そこに司法長官の携帯電話が鳴ると、チャールズは「出たほうがいいぞ」と忠告する。
その電話の相手は「デ・フォンテーヌさん」だ。司法長官はとつぜん顔色を変え、ごく短い伝言を受けた後に「我々はあなたを支持します」と手のひらを返す。
デ・フォンテーヌとは、これまで「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」『ブラック・ウィドウ』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』、そして『サンダーボルツ*』にて暗躍した「ヴァル」ことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌだ。
ヴァルは冷酷なCIA長官で、かつて軍事会社OXE社のCEOを勤めていた人物。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではジョン・ウォーカーをU.S.エージェントとしてリクルート。『サンダーボルツ*』のラストでは、ニューヨークを救ったサンダーボルツに悪事を暴露されかけたところ、土壇場で彼らをマスコミ相手に「ニュー・アベンジャーズ」として紹介し、新チームの存在を掌握しようとした。
フィスクとヴァルは、直接的にせよ間接的にせよ、取引を行なっていたと読み取れる。すでにフィスクは市長という公的権力を手にしているが、その背後にCIA長官ヴァル級の存在がいるとなれば、彼の強権体制は国家権力と私的権力が交差する危うい実験場になってることを示唆している。
これらの作品には未解決の事柄がある。『サンダーボルツ*』で描かれた「ヴォイド事変」の影響だ。映画のクライマックスでは、セントリー/ボブが闇の人格ヴォイドを覚醒させ、ニューヨークを底なしの闇で襲った。この事件の影響は無視できないものになっているはずだが、現在のところ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の登場人物は誰も言及していない。
「ボーン・アゲイン」はシーズン2最終話配信の翌週に単独スペシャル「パニッシャー:ワン・ラスト・キル」を配信予定で、さらにパニッシャーは『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に引き続き登場。これらの作品は橋渡し的につながっていることから、『サンダーボルツ*』が残した「ヴォイド事変」の爪痕が今後どのように浮上してくるのかは大きな焦点だ。現時点では不自然なほど沈黙が保たれているが、それだけに、後続作品で一気に意味を持ち始める可能性は高い。
ヴァル、フィスク、パニッシャー、そしてスパイダーマン。異なる領域にいたはずの面々が、同じ都市の中で少しずつ接近し始めている。第1話『ノーザンスター』の一場面は、その交差をさりげなく、しかし決定的に印象づけている。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2はディズニープラスで独占配信中。
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