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ゲイリー・オールドマン『ダークナイト』3部作が「バットマンの決定版」と断言! ― ベン・アフレックは「今でも撮りたい」

ゲイリー・オールドマン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13925515511/

クリストファー・ノーラン監督による映画『ダークナイト』3部作でジェームズ・ゴードン警部補を演じたゲイリー・オールドマンが、改めてノーランの才能と3部作の内容を評価した。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に始まったベン・アフレック版のバットマンを観ていないというゲイリーは、その降板がささやかれている旨を聞かされて、後任者としてある俳優の名前を挙げている。

『ダークナイト』3部作は「バットマンの決定版」

2018年、クリストファー・ノーラン版バットマンの第2弾『ダークナイト』(2008)は、その劇場公開から10周年を迎える。ゲイリーはその事実に驚きつつ、『ダークナイト』3部作について慎重に……しかし歯に衣着せぬ物言いで、米TooFabにコメントした。

「クリストファー・ノーランは素晴らしい才能だと思います。ストーリーライン、撮影の方法、キャスティングのやり方、そして物語の本質に至るまで。(バットマンは)死に体のフランチャイズだった、死んでいたんですが、そこにクリスが生命を与えたんです。(ゴードン役を)7年間、3本の映画を断続的にやれて、僕は幸運でした。あれこそバットマン・ストーリーの決定版だと思いますよ。」

この発言の最後に、ゲイリーは「次の映画は誰が撮るんですか?」と質問。『ザ・バットマン(仮題)』からベン・アフレックが降板してしまったこと、演じるかどうかもわからないことを聞かされると、ゲイリーは自身の考えを述べたのだった(編注:なぜかインタビュアーは、監督の後任者としてマット・リーヴスが就任したことを説明していない)。

「ベン・アフレックを軽視するわけではなく、映画の出来は、誰が舵を握るのかということにかかっていると思います。ベンはすごく良い監督ですよ。(バットマン役は)ホアキン・フェニックスのような人が演じるのを観てみたいですね。」

現在、噂によれば、ベンが卒業した後のバットマン候補としてジェイク・ギレンホールジョン・ハムといった名前が浮上しているという。ジェイクか、ジョンか、それともホアキンか……あなたが観たいバットマンは誰だろうか。

ちなみに2017年12月、ベンは現在でもバットマンの映画を撮ってみたいという思いがあることを、トルコのDaily Sabah誌にて明かしている。

「僕はいつでも(バットマンという)素材の価値を考えているんです。バットマンの映画は撮りたいですよ、でも(『ザ・バットマン』は)僕が満足する脚本にならなかった。だから一からやり直されて、別の脚本が執筆されているんです。いま、DCユニバースの向かう先にはたくさんの可能性があると思います。その道のりで、僕は自分の興味を追いかけていくつもりですよ。」

Sources: http://toofab.com/2018/01/08/gary-oldman-batman-ben-affleck-golden-globes-dark-knight-dc-extended-universe-movies-exclusive/
https://www.dailysabah.com/arts-culture/2017/12/19/ben-affleck-prolific-star-of-recent-superhero-films
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13925515511/ )

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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