DCドラマ・アニメ・ゲームはDC映画とつながる、ジェームズ・ガンが認める

ジェームズ・ガン&ピーター・サフランのもと新時代に突入したDCユニバース(DCU)は、興味深い動きを見せてくれそうだ。今後のDCUでは、映画、ドラマ、アニメ、ゲームが全てつながる物語になる可能性がある。
新会社「DCスタジオ」のCEOに就任した際、ガンは「複数の映画、テレビドラマ、アニメ企画を通じて、Biggest Story Ever Told(史上最大の物語)を語る」と宣言していた。ガン監督はTwitterでファンの質問に答えながら、これらの物語が交差する可能性に触れている。
「DCドラマのキャラクターがDCEUのストーリーにもっと加わってく計画はありますか?」との問いかけに、「はい。ほぼ確実にDCUは映画とテレビにまたがって、繋がっていきます(それとアニメも)」と回答したガン。映画だけでなく、既に多数あるドラマともクロスオーバーできる展開を示唆した。
DCには実写ドラマシリーズが数多く存在し、人気を博している。「クライシス・オン・インフィニット・アース」では、映画版(エズラ・ミラー)とドラマ版(グラント・ガスティン)のフラッシュが対面したこともあった。
なおガンはこのツイートで、他にもいくつかの質問に答えており、その中にはそれなりの重要度を持つもある。
DCUがドラマやアニマと交差するプランについて、2023年6月開催のサンディエゴコミコンまでに詳細発表されるかとの質問には、「それまでには少なくとももう少し発表できるはず」と回答。さらに、ドラマやアニメではなく、ゲーム作品もDCUに繋がってくとも認めた。
ブースターゴールドの実写化を求めるファンのツイートに対しては、「実写化してほしいキャラとしてブースターゴールドが一番多くのリクエストをもらっている。ファン投票でストーリーを作ることはないけれど、それにしても興味深い」と答えた。ブースターゴールドとはコミックで人気の目立ちたがり屋ヒーローで、過去に映画化の企画も伝えられていたことがある。
また、DC作品への今後の製作関与については、「厳選されたDC企画の執筆と監督を続ける」とし、自ら監督を手掛けることもあるとした。一方、コミックの出版業には関与しないものと認めている。