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『デッドプール2』ケーブル役はまさかの“サノス”ジョシュ・ブローリンに決定!共演者も興奮の歓迎コメント

2016年『デッドプール』の公開以降、ファンの間で大きな話題となってきた「ケーブルは誰が演じるの?」問題がついに決着を迎えた。その候補者には、多くの俳優の名前が噂されており、マイケル・シャノンが最有力といわれた時期もあれば、ブラッド・ピットで決定しそうだった時期もあるとかないとか……。

本日、ハリウッド・レポーター誌は、『デッドプール2(仮題)』にケーブル役としてジョシュ・ブローリンが出演すると報じた。近年は『ボーダーライン』の演技が特に好評だった実力派だが、ヒーロー映画ファンにはこう説明した方が早いだろう。マーベル・シネマティック・ユニバースのサノス役でおなじみ、ジョシュ・ブローリンである

ハリウッド・レポーター誌によると、ブローリンは20世紀フォックス社と4作品に出演する契約を結んだという。『デッドプール2』のほか、構想されているという『デッドプール3(仮題)』、そして『Xフォース(仮題)』とその続編だろうか……。

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本作の主演俳優であり、今やすっかりデッドプールのイメージが定着したライアン・レイノルズは、Twitterでブローリンの参加にこうコメントしている。

「クソ、フォックスめ! 同じユニバースで2つのキャラクターは演じられないんだぞ!」

もちろん、このコメントは“サノス”がケーブル役を演じるという興味深い事態を早速イジったもの。ちなみに野暮を承知で記しておくと、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、マーベル・シネマティック・ユニバースとX-MENユニバースの合流を否定している……。

ちなみに『デッドプール』でコロッサスの声を務めたステファン・カピチッチは、ブローリンの参加を大いに喜んでいるようだ。

「このキャスティングにすごく興奮してる。ケーブル役として完璧だよ。僕はジョシュ・ブローリンの仕事が本当に大好きなんだ。彼は素晴らしい俳優だし、彼と一緒に仕事するのが本当に楽しみさ。(中略)『デッドプール』の続編に必要なスパイスだと思うよ。(ケーブル役以外の)すべてが完璧だったけど、これで僕たちは失われていたピースを手にしたわけだ。キャストの一人であることを誇りに思うよ」

コミックの大ファンであるというカピチッチは、今回のキャスティングについてさらに熱弁している。

「まずは彼(ブローリン)の見た目だけど、彼は完全にケーブルに見えるよね。そして彼の気質も、僕が考えるケーブルとまさに同じだと思うよ。タチの悪い態度、だけど複雑なキャラクターなのさ。僕たちは、ケーブルを演じることができるような信じられないスキルの持ち主を求めていた。ブローリンはありとあらゆるものを演じられる多層的な俳優さ」

ハリウッド・レポーター誌によると、ケーブルの登場第一作となる『デッドプール2』は2017年6月より撮影が始まる模様。現在ブローリンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』の撮影中だが、同作の拘束期間は6月までに終わるということだろうか。もっとも、同作は続編とあわせて1年間かけて撮影されるため、ブローリンが『アベンジャーズ』→『デッドプール2』→『アベンジャーズ』というスケジュールをこなす可能性もある。

前作の監督が降板したり、スケジュールが変動したりと、『デッドプール2』はこれまで本格的に始動できない状況にあった。無事にケーブル役が決定したことで、ここからの快進撃に期待したい。

Sources: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/deadpool-2-josh-brolin-play-cable-993232
http://comicbook.com/2017/04/12/deadpool-2-cable-josh-brolin-colossus-comment/
Eyecatch Image: http://www.lionsgatepublicity.com/home-entertainment/sicario/ (©2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.)
http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/news/deadpool-2-screenwriters-explain-how-cable-will-fit-into-the-sequel-a6983916.html (©Marvel)

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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